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マンC、2試合連続PK戦負け…3人失敗でオリンピアコスに敗れる

2014.08.03

オリンピアコスとマンチェスター・Cの一戦は打ち合いとなった [写真]=Getty Images

 プレシーズンマッチ「インターナショナル・チャンピオンズカップ」のグループB第5試合が2日に行われ、オリンピアコスとマンチェスター・Cが対戦した。

 マンチェスター・Cは、7月27日に日本代表MF本田圭佑のミランと初戦で対戦し、5-1と圧倒。30日の第2戦では、リヴァプールと2-2の打ち合いを演じたが、PK戦の末に敗れた。今節では、ヤヤ・トゥーレやサミル・ナスリ、ステヴァン・ヨヴェティッチ、エディン・ジェコ、ヘスス・ナバスらが先発出場した。

 均衡を破ったのはマンチェスター・Cだった。35分、ヨヴェティッチが左サイドからドリブルで持ち上がると、ペナルティーエリアに入って右足シュートを沈めた。しかし3分後、オリンピアコスも反撃。ゴール前での鮮やかなパス交換から、最後はディミトリス・ディアマンタコスがゴールネットを揺らした。

 1-1で迎えた後半も、先手を取ったのはマンチェスター・C。53分、途中出場のダビド・シルバが得たPKを、アレクサンドル・コラロヴがゴール右隅に沈めた。オリンピアコスは66分、縦パスに反応したディアマンタコスがGKをかわしてゴールに流し込み、再び同点に。試合は2-2で90分を終え、PK戦に突入した。

 リヴァプール戦では、1人目から3人連続で失敗したマンチェスター・C。今節は、1人目のダビド・シルバ、2人目のコラロヴが成功したが、3人目のジェイムズ・ミルナー、4人目のスコット・シンクレアが連続で失敗した。一方のオリンピアコスは、2人目を務めたマチュー・ドセヴィのシュートがGKジョー・ハートに阻まれたものの、4人目を終えて3-2とリードした。

 マンチェスター・Cの5人目を務めたブルーノ・スクリーニは成功。決めれば勝利が決まるオリンピアコスの5人目はアヴラアム・パパドプーロスだったが、GKハートがシュートを止め、サドンデスに突入した。6人目は両チームとも成功し、迎えた7人目。先攻のマンチェスター・Cはマイカ・リチャーズが枠の上に外し、オリンピアコスのタナシオス・パパゾグルが落ち着いて成功して勝敗が決した。5-4でオリンピアコスがPK戦を制した。

 インターナショナル・チャンピオンズカップには8クラブが参加し、2グループに分かれて1次リーグを戦い、両組の首位が8月4日の決勝に進む。グループBでは3試合を終えたマンチェスター・Cとオリンピアコス、1試合を残すリヴァプールが勝ち点5で並んだ。ミランは1試合を残しているが、勝ち点0となっている。

【スコア】
オリンピアコス 2-2(PK5-4) マンチェスター・C

【得点者】
0-1 35分 ヨヴェティッチ(マンチェスター・C)
1-1 37分 ディアマンタコス(オリンピアコス
1-2 53分 コラロヴ(マンチェスター・C)
2-2 66分 ディアマンタコス(オリンピアコス


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