リラックスした表情を見せるクリンスマン監督 [写真]=Getty Images
アメリカ代表を率いるユルゲン・クリンスマン監督は、フットボールが予測できないスポーツだとして、アメリカにも決勝に進出する可能性があると語った。『FIFA.com』が、同監督のコメントを報じている。
クリンスマン監督は、2004年に行われたユーロ2004を引き合いに出し、フットボールに「絶対」はないことを強調している。
「ワールドカップで優勝できるなどと言うことは現実的ではない。しかし、2004年はギリシャがユーロを制した。彼ら以外で誰がギリシャの優勝を予想していただろうか。フットボールとは予測できないものなのだ。まずはグループステージを突破する。それから先は限界などない」
グループGに所属するアメリカは、16日にガーナ代表との初戦を迎える。22日にはポルトガル代表、26日にはドイツ代表と対戦。クリンスマン監督は、ガーナ戦に向けた意気込みも語った。
「今回のワールドカップの中で、最も厳しいグループだと言える。我々はガーナの強さを熟知している。しかし、逆に彼らの弱点も理解しているよ。ただ、ガーナはアフリカで1、2を争う強豪国だ」
(記事/超ワールドサッカー)