国際親善試合が9日にアメリカのマイアミで行われ、ガーナ代表と韓国代表が対戦した。
ブラジル・ワールドカップでグループG所属のガーナは、ケヴィン・プリンス・ボアテングやサリー・ムンタリ、アサモア・ギャンらが先発出場。一方、グループHの韓国は、キム・チャンスやハン・グギョン、キ・ソンヨン、ソン・フンミンらが先発メンバーに名を連ねた。
先制点を奪ったのはガーナだった。11分、左サイドからのグラウンダーのクロスがファーサイドへ流れると、ジョルダン・アイェウがペナルティーエリア内で反応。右足シュートが韓国DFに当たり、コースが変わってゴールへ転がり込んだ。さらに44分には、中盤でボールを奪ったギャンが、ドリブルでペナルティーエリアへ進入。右足を振り抜くと、グラウンダーのシュートがゴール右隅に決まった。前半は2-0で終了した。
後半も攻撃の手を緩めないガーナは53分、アイェウがペナルティーエリア手前から強烈なミドルシュートをゴール左隅に突き刺し、3点目。終了間際にも、右サイドからのピンポイントクロスに反応したアイェウが、韓国DFとGKの間でボールに触り、右足で合わせてゴールネットを揺らした。
試合は4-0で終了。ガーナが大勝した。ガーナはグループGで、16日にアメリカ、21日にドイツ、26日にポルトガルとそれぞれ対戦。敗れた韓国はグループHで、17日にロシア、22日にアルジェリア、26日にベルギーと対戦する。
【スコア】
ガーナ代表 4-0 韓国代表
【得点者】
1-0 11分 アイェウ(ガーナ)
2-0 44分 ギャン(ガーナ)
3-0 53分 アイェウ(ガーナ)
4-0 89分 アイェウ(ガーナ)