名古屋MFダニルソンともにフレームに収まるコロンビアの青少年外交団
コロンビア・トゥマコ市出身のサッカー青少年外交団が、名古屋グランパスに所属するコロンビア人MFダニルソンに会うため豊田市に訪れた。
来日した青年たちは困難な状況にある地域の13歳~17歳の15人のサッカー選手たちで、コロンビア外務省が推進する「スポーツ外交」の一環で訪問。若者たちがスポーツ交流を通して、社会的親交と平和に共存した社会体験をすることを目的としている。
海外で活躍する同胞の選手に会うことが、今後、訪れる困難に怯むことなく、目標に向かって立ち向かうという良い動機付けに繋がると、コロンビア外務省は考えているという。
10日には日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督と対面。「夢のために、試合を続けよう」と刺激を受けた。
コロンビア外務省は、2011年からスポーツ外交を実施。人間形成、社会性を身につける過程に影響を与え、豊かさをもたらす効果があるとの考えから、海外でのプロモーション・プログラムを積極的に取り入れてきた。これまでに、ラグビー、サッカー、BMX、バレーボール、バスケットボール、陸上競技、卓球、野球、スケートといったスポーツで、約600人の子どもたちがスポーツ外交に参加している。