2014.03.25

ベッカムが俳優活動開始「撮影当日の朝は台本を抱えて目を覚ました」

ベッカム
俳優デビューを果たしたベッカム [写真]=Getty Images
ロンドン在住のサッカーライター。

文=藤井重隆

 元イングランド代表主将のデイヴィッド・ベッカム氏が、大手メディア『BBC』の老舗人気コメディドラマ「オンリー・フールズ・アンド・ホーセズ」の特別番組にゲスト出演し、本格的俳優活動を開始した。

 同番組は『BBC』が2年に1回の周期で行っているチャリティ活動「スポーツリリーフ」の一環で作成された。1981年から2003年にかけて放映された同コメディドラマは製作者で劇作家の故ジョン・サリバン氏の息子、ダン氏とジム氏によって手がけられ、約10年ぶりに復活した。

 南ロンドンの貧困地区に住む労働者階級のコメディで、題名は「(真面目に働くのは)バカと馬だけ」という意味。大金持ちを夢見る一家の無知で鈍感な兄弟が数々の珍事件を繰り広げるというもの。

 その番組の一場面で、ベッカム氏は黒のコート、野球帽、黒縁メガネという怪しい人物に扮して登場。主役から「なんでそんなメガネをかけているんだ?」と聞かれると、ベッカム氏は「僕のこと? 正直、これを掛ければ誰も気づかないと思ってね」と、役者になりきって返答している。

 イギリス誌『レディオ・タイムズ』に対し、ベッカム氏は自身の演技について次のように語っている。

「撮影当日は眠れなかったし、セリフを繰り返し練習していた。名俳優たちとの演技は本当に緊張したし、当日の朝は台本を抱えて目を覚ました。ああいう演技は初めてだったし、特に僕も長年テレビで見ていた偉大な俳優2人との出演は初めてだった。台本を読むだけじゃなく、ちゃんとしたセリフをタイミングよく言うことが重要だった。僕は昔から番組のファンだった」

 一方、同番組を制作したジム氏は、「ベッカムが最初に台本に目を通した時、セリフの多さに少し驚き、2人の名俳優との演技だったから緊張していた。でも彼の演技とセリフは非常に良かった。彼に会えたのもそうだが、彼の好きなシリーズや場面、彼の長男ブルックリンが番組のファンになったことも聞けて良かった」とベッカムについて語っている。

 同チャリティ番組で司会者を務めるギャビー・ローガン氏は15日のイギリス紙『エクスプレス』に対し、「ベッカムの俳優デビューを早く観たい。もしかしたら、これが彼の俳優業の始まりになるかもしれない。彼の出演場面は最高視聴率を記録すると思うし、募金額も前年度を上回ることを願う」と話した。

 すでに数々の映画やTV局からオファーを受けていると噂されているベッカム氏は、アメリカのMLS(メジャーリーグサッカー)に参入予定のマイアミを投資家グループと共に買収するなど、現役を引退した今でも話題が絶えない。

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