マンUとの第2戦に臨むオリンピアコスのミチェル監督 [写真]=Getty Images
19日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、日本代表MF香川真司のマンチェスター・Uとオリンピアコスが対戦する。
ホームでのファーストレグを2-0で制し、敵地での一戦に臨むオリンピアコス。ミチェル監督が展望を語った。『UEFA.com』がコメントを伝えている。
ミチェル監督は、「選手たちは何も恐れていない。監督である私には、多少怖い気持ちがあるかもしれないが、選手は違う。マンチェスター・Uの状況も知っているが、それは我々とは何の関係もない。自分たちの試合をするだけだ。相手の苦境に乗じることはできないからね」と、コメント。「ファーストレグと同じような試合運びができれば良いとは思うが、(ホームでは)マンチェスター・Uが別のチームになることはわかっている。彼らは間違いなく、決意を固めて、危機感を持って戦うだろう。我々が目指すのは良いパフォーマンス、それだけだ。1ゴールはどうしても必要だろう。余裕を見せて2点のリードを守るなどということはできない」と、敵地での一戦を展望した。
そして、「この試合について言えば、秘策や奇策はない。私にわかっているのは、ファーストレグの我々は見事なプレーを見せて、当然の勝利を収めたということだけだ。しかし、今回は違った試合になる。自分たちの価値を証明するには、良いパフォーマンスと結果が必要だ。我々は、ヨーロッパの至るところで、大きなスタジアムに赴き、ビッグクラブと対戦してきたけれど、どこでも自分たちのスタイルを変えるつもりはない。ファーストレグで2-0で勝ったとはいえ、自分たちのやるべきことを貫くつもりで、変更はしない。私が思うに、ここから本当の戦いが始まると言って良いだろう」と、話した。