先制点はオヤルサバルの左足から [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップ2026・決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)が現地時間2日に行われ、スペイン代表とオーストリア代表が対戦した。
今大会、スペイン代表はグループHを2勝1分の首位で終えた。第1節こそカーボベルデ代表の守備陣をこじ開けるに至らず0-0で終えたが、第2節でサウジアラビア代表を4-0、第3節でウルグアイ代表を1-0で破り、2連勝を達成。無失点を継続したまま、ラウンド32の戦いを迎えた。
そんな”ラ・ロハ”の前に立ちはだかるオーストリア代表は、グループJの戦いを2位で終えた。第1節でヨルダン代表を3-1で下したあと、第2節ではアルゼンチン代表に0-2で敗れた。第3節では、アルジェリア代表との“超激闘”を3-3のドローで終え、最終的には2位に入った。
そんな両者によるゲームは、戦前の予想通り、スペイン代表が主導権を握る。右ウイングのラミン・ヤマルが中心に立って攻撃を繰り出し、ダニ・オルモやアレックス・バエナらがゴールに襲いかかるシーンを作り出す。
前半のハイドレーションブレイク明けの29分には、ラミン・ヤマルの蹴った右コーナーキックがゴール方向へ向かい、セカンドボールをマルク・ククレジャが蹴り込んだが、ここはパウ・クバルシのファウルが取られ、得点は認められない。
それでも、スペイン代表は前半のうちにこじ開けることに成功。敵陣中央で前を向いたペドリがドリブルで前進し、左サイドへ広げると、ククレジャが中央へグラウンダーのボールを送る。バエナが相手最終ラインを引っ張ったことでスペースを作り出すと、ミケル・オヤルサバルがフリーで左足シュートを流し込み、スペイン代表が先手を取った。
前半アディショナルタイムにはバエナがクロスバー直撃のフリーキックを放つなど、スペイン代表は追加点の匂いも漂わせたが、前半はこのまま1点リードで終了。後半に入っても試合の様相は大きくは変わらない。スペイン代表はボールを失おうとも、組織的かつ強度の高いネガティブトランジションで即時奪回を見せ、オーストリア代表を敵陣へ閉じ込める。
このような状況で迎えた66分には、ダニ・オルモの放ったシュートのセカンドボールを拾ったククレジャが、粘りを見せてボールを残し、ボックス左のスペースでバエナが仕掛ける。縦突破からクロスボールを送ると、最後は右サイドバックの位置からペナルティエリアに走り込んできたペドロ・ポロがヘディングシュートを沈め、リードを広げた。
終盤に入った89分には、左サイド大外でボールを受けたククレジャがグラウンダーのアーリークロスを流し入れ、最後はオヤルサバルが自身2点目をゲット。試合はこのままタイムアップを迎えた。
結果、内容面ともにスペイン代表がオーストリア代表を圧倒。被枠内シュートは0本と、ピンチらしいピンチはほとんどない安定した試合運びを見せ、優勝した2010年の南アフリカ大会以来、4大会ぶりに決勝トーナメント1回戦を突破し、ラウンド16へ駒を進めた。
勝利したスペイン代表は現地時間6日、ポルトガル代表vsクロアチア代表の勝者と対戦する。
【得点者】
1-0 36分 ミケル・オヤルサバル(スペイン代表)
2-0 66分 ペドロ・ポロ(スペイン代表)
3-0 89分 ミケル・オヤルサバル(スペイン代表)
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By サッカーキング編集部
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