スペイン戦で2ゴールを挙げた宮澤ひなた [写真]=Getty Images
FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023・グループCの第3節が31日に行われ、日本女子代表(なでしこジャパン)とスペイン女子代表が対戦。4-0の快勝を収めたなでしこジャパンが、無失点での3連勝でグループC首位通過を決めた。
2試合ぶりにスタメンに名を連ねた宮澤ひなたは、12分に遠藤純のスルーパスに抜け出し先制点をマークすると、29分にはドリブルで敵陣内を持ち上がり植木理子のゴールをアシスト。さらに40分にはカウンターから豪快なシュートをゴール左上隅に突き刺し、チームに3点目をもたらした。
2ゴール1アシストの大活躍でスペイン撃破の立役者となった宮澤は「耐える時間が多い試合だったんですけど、みんなでしっかり守って、最後は勝って笑って終われたというのはすごく嬉しいです」と試合を振り返りつつ、チームに勢いをもたらした自身の2つのゴールについて次のように語っている。
「(遠藤)純があのタイミングでクロスを上げてくるのは予想していましたし、(植木)理子が1個目で動き出してくれてファーサイドが空いていたので、ゴール前で少し緊張しましたが、冷静に流し込めて良かったです。(2点目は)耐えて耐えて、取ったタイミングでカウンターが狙いだと思っていたので、しっかしり自分の長所を出してチームに貢献できたのは良かったかなと思います」
今大会3試合の出場で既に4ゴールを記録している宮澤。「素直に嬉しいですし、みんなのおかげで取れた点だと思っています。これから1点が大事なゲームになると思うので、しっかりまたチャンスを決め切れるように頑張っていきたいと思います」とコメントしつつ、決勝トーナメントに向けた意気込みを次のように示した。
「全勝でグループステージを突破できたのはすごく嬉しいですし、チームとしてもすごく良いモチベーションのまま次に向かえると思うので、しっかりと良い準備をして次の試合も絶対に勝ちたいと思います」
なでしこジャパンは8月5日の決勝トーナメント1回戦で、グループAを2位通過したノルウェーと対戦する。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト