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メッシ、W杯オランダ戦を回顧「あのイメージを残したくない」…ラオス主審のジャッジにも言及

2023.01.31

W杯準々決勝・オランダ代表戦で、リケルメ氏のゴールパフォーマンスを披露するメッシ [写真]=Getty Images

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、FIFAワールドカップカタール2022の準々決勝・オランダ代表戦で元アルゼンチン代表MFフアン・ロマン・リケルメ氏のゴールパフォーマンスを行った件について語った。30日、アルゼンチンメディア『TyC Sports』が伝えている。

 アルゼンチン代表とオランダ代表が激突した準々決勝は、選手同士がヒートアップする場面が目立ち、イエローカード18枚が提示される乱戦となった。発端となったのは、前日会見に出席したオランダ代表を率いるルイ・ファン・ハール監督の発言。同指揮官がメッシのパフォーマンスを問題視するような発言をしたことで、アルゼンチン代表選手たちの怒りを買っていた。試合では、PKでチームの2点目を決めたメッシが、直後に両耳に手を当てるゴールパフォーマンスを披露。アルゼンチン代表の英雄であるリケルメ氏が現役時代に好んでいたポーズをファン・ハール監督に見せつけ、かつてバルセロナでリケルメ氏を冷遇した同指揮官を皮肉った。

 賛否が分かれたメッシのパフォーマンス――。『TyC Sports』は、最終的にW杯優勝を成し遂げたメッシのインタビュー内容を公開した。メッシはオランダ代表戦を振り返り「あのイメージを残したくない」と語っている。

「(リケルメ氏のゴールパフォーマンスは)咄嗟に出た行為だったんだ。試合前に彼(ファン・ハール監督)から言われていたことはすべて知っていた。何人かのチームメイトが『ファン・ハールが言ったことを聞いただろう』と言っていたしね」

「W杯が終わった後は、自分がやったことが嫌になった。大会中は何も考えている暇がなくて、反応するように反応していたんだ。あのイメージを残したくないけど、ああいったことも起こり得る」

 また、試合後のインタビュー時、話しかけてきたオランダ代表FWボウト・ベグホルストに対してメッシが強い口調で応戦したシーンも当時話題となった。この件についてメッシは、試合の主審を務め、コントロールを失っていたと後に批判を受けたアントニオ・マテウ・ラオス氏を引き合いに出しつつ、冗談交じりで次のように答えた。

「(ベグホルストに対する)あの反応は自然だったよ。あの選手や他の選手ともいろいろあって、何しろ緊張の瞬間だったから。あのような試合になってしまうのは、レフェリーの熱量もあるんだろうけどね」

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