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「とてもエキサイティング。だがあと1つ」 6度目のW杯決勝に辿りついたアルゼンチン、スカローニ監督は冷静に語る

2022.12.14

アルゼンチン代表のスカローニ監督。悲願達成まで、あと1つ [写真]=FIFA via Getty Images

 アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督が13日、AFA(アルゼンチン・サッカー協会)の公式サイトでコメントした。

 同日、アルゼンチン代表はクロアチア代表とFIFAワールドカップカタール2022の準決勝で対戦。34分にリオネル・メッシのPKで先制すると、39分には新星フリアン・アルバレスのゴールで追加点。69分にもアルバレスがこの日2得点目を挙げて勝負あり。前回ロシア位大会では0-3で敗れた相手に、今度は3-0で勝利し返し、痛烈なリベンジを果たした。これでアルゼンチンは決勝進出を決め、W杯では通算6度目となる舞台にたどり着いた。

 試合後、スカローニ監督がインタビューに応じた。

「(決勝進出は)とてもエキサイティング。だがあと1つある。楽しむ時間だが、我々はすでに次何が起こるのか考えなければならない」

「自分は興奮しないようにしている。アルゼンチン人にとって夢の場所にいる。国を代表して、彼らがやっていることをしない訳にはいかないし、エキサイティングだ。サウジアラビア代表に負けた時も、人々は我々と一緒にいてくれた。皆のサポートを感じているし、それは比類なきものだ。皆、共通の利益を望んでいるし、セレステとブランカ(水色と白/アルゼンチン代表のチームカラー)のファンだ」

 また、この試合でも1ゴールを決め、今大会5得点で得点ランクトップタイに並んだメッシについても言及している。

「アルゼンチン人だから言うことかもしれないけど、メッシは史上最高だと思う。私の中では間違いない。彼が青(水色)と白であることは幸運だし、特権だ」

 悲願のW杯まで、あと1つに迫ったアルゼンチン。1986年以来36年ぶり、そして“神の子”メッシにとって初となるW杯優勝で、カタールW杯の物語を締めくくるか。

By サッカーキング編集部

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