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無念の準々決勝敗退…ポルトガル代表戦士は審判団に不満爆発「明らかにフィールドを傾けていた」

2022.12.11

ポルトガル代表戦士がモロッコ戦での判定に激怒 [写真]=Getty Images

 FIFAワールドカップカタール2022でベスト8敗退に終わったポルトガル代表の選手たちが、10日に行われた準々決勝のモロッコ代表戦でのレフェリングに不満を爆発させた。同日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 悲願の初優勝を目指し今回のカタールW杯に臨んだポルトガル代表。韓国代表、ウルグアイ代表、ガーナ代表と”難敵”が集ったグループHを2勝1敗の首位で通過すると、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)では堅守を誇るスイス代表に6-1で大勝した。しかし、W杯初制覇への期待が高まる中で迎えた準々決勝ではモロッコ代表に0-1で敗戦。16年ぶりのベスト4進出を逃す結果となった。

 試合後、敗れたポルトガル代表の選手たちは、主審を務めたアルゼンチン人のファクンド・テージョ氏らマッチオフィシャルへの不満を爆発させた。司令塔のブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・U/イングランド)は「言うべきことは言わなければならない。大会に勝ち残っている国(アルゼンチン)のレフェリーが僕たちの試合を裁くなんて奇妙だと言わざるを得ない」と激怒し、次のように言葉を続けた。

「この試合のレフェリーはチャンピオンズリーグ(CL)を裁いたことがない。このような大舞台での試合に慣れていなかったし、ゲームのペースにも付いていけていなかった。彼らは明らかにフィールドを傾けていたよ」

 また、キャプテンマークを巻いてこの試合に臨んだDFぺぺ(ポルト)も「アルゼンチン人のレフェリーが我々の試合を裁くことは容認できない。昨日、リオネル・メッシが審判について話した後なのだから尚更だ」とコメントした上で、次のように試合中のレフェリングに対し苦言を呈している。

「後半はどんなプレーをしていた? 相手のGKは地面に倒れ込んでばかりだった。後半はプレーさせてもらえなかったんだ。サッカーをしようとしていたのは我々のチームだけだった。アディショナルタイムは8分間しか追加されなかった。我々は懸命にプレーしていたのにレフェリーが提示したのは8分間だ。W杯で勝つためのクオリティがあったにも関わらず、それが出来なかった。とても悲しいよ」

By サッカーキング編集部

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