セルティックで同僚の前田大然(左)とユラノヴィッチ(右) [写真]=SNS Group via Getty Images
クロアチア代表DFヨシプ・ユラノヴィッチ(セルティック/スコットランド)が、5日に行われるFIFAワールドカップカタール2022・ラウンド16日本代表戦への意気込みを示した。3日にクロアチアサッカー連盟の公式サイトがコメントを伝えた。
セルティックではW杯メンバーに選出された日本代表FW前田大然をはじめ、多くの日本人選手と共闘しているユラノヴィッチ。マッチアップが予想される前田については、「彼はプレー時間に関係なく、全力を尽くすチームプレイヤーだ。素早く、積極的で、スペースに飛び込んでくる。僕らは分析時にすべてを見ることになるだろう」と警戒した。また、日本代表に抱いている印象については次のように語った。
「日本代表はとても良いチームだ。日本代表はポゼッションが少ないと見ていたが、それは今日のサッカーでは何の意味も持たない。簡単に言えば、彼らはチームとして良いプレーをしているし、個のスピードも持っている。スピードのある選手がいるカナダ代表を相手にしたときと同じようなプレーができれば、恐れることはないだろう。準備はできている」
クロアチア代表は、前回ロシア大会の準優勝に貢献したMFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード/スペイン)らベテラン、ユラノヴィッチらW杯初出場の選手が一丸となって初の頂点を目指す。ユラノヴィッチは「89分にモドリッチが走り回っている光景は、僕たち若手に力とモチベーションを与えてくれる。僕たちもああいう風にならなければと思う。このチームは若い人とベテランが組み合わさった、素晴らしい世代だと思う。試合が待ち遠しい。みんな体調は万全だ」とチームの団結を強調し、「少年時代から想像していた。やはり、W杯が一番大きな舞台だ。できる限りクロアチアを助けたい」と意気込みを示した。
By サッカーキング編集部
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