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W杯連覇なるか…フランス代表主将がポグバ、ベンゼマ、グリーズマンの現状に言及

2022.09.08

左からベンゼマ、ロリス、グリーズマン、ポグバ [写真]=Getty Images

 トッテナムに所属するフランス代表GKウーゴ・ロリスが、代表の主力メンバーについて語った。8日にフランスメディア『RMC』がコメントを伝えた。

 FIFAワールドカップ連覇を目指すフランス代表。2020-21シーズンのUEFAネーションズリーグ(UNL)を制したものの、昨夏に行われたEURO2020ではラウンド16で敗退した。さらに22-23シーズンのUNLではグループステージの4試合を終えた時点で勝ち点「2」の最下位に沈んでおり、11月に開幕するカタールW杯への不安が募っている。

 そんななか、2018年のロシア大会で優勝に貢献したMFポール・ポグバ(ユヴェントス)は、先日に右ひざの手術を行ってカタールW杯出場が絶望的に。ポグバは実の兄から脅迫を受けるなど、プライベートでも難しい時期を過ごしている。

 キャプテンとして“レ・ブルー”を束ねるロリスは、7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のトッテナムvsマルセイユ(○2-0)後、ポグバの現状についてコメント。恐喝事件については「何も知らない」とし、「どちらかと言えば、コンディションの方が心配だ。11月の大事な時期には最高の選手が必要だからね。ポールについて言えるのは、僕らは彼のチャンスが損なわれていることを知っているということだ」と言葉を続けた。

 さらに、レアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマも6日のCLセルティック戦で負傷し、数週間の離脱が見込まれている。ロリスは「W杯までには全員が回復していてほしいし、カリムにとってあまり悪い状態でないことを願っている。僕らにはたくさんの試合がある。次々と試合をこなして、うまく回復できるかどうかは僕ら次第だ。クラブでの責任もあるが、もうすぐ大きな大会が来るので、それが頭の片隅にある」と語った。

 35歳のGKはさらに、FWアントワーヌ・グリーズマンにも言及。バルセロナからの期限付き移籍でアトレティコ・マドリードに加入しているグリーズマンだが、規定の出場時間を超えると買い取り義務が生じるという契約を受け、今季は途中出場が続いている。ロリスは「難しい状況だし、前例はほとんど聞いたことがない。彼はフラストレーションを溜めていると思う」とした一方、「だが、彼には関係ないだろう。彼が出場すれば、決定的な仕事をしてくれる」と、エースに信頼を寄せている。実際、グリーズマンは今季のラ・リーガですでに2得点を記録し、7日のCLポルト戦では試合終了間際に劇的な決勝ゴールを挙げていた。

 フランス代表は9月のUNLでオーストリア代表、デンマーク代表と対戦。カタールW杯本戦では、オーストラリア代表、デンマーク代表、チュニジア代表と同組のグループDを戦う。

By サッカーキング編集部

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