イブラヒモヴィッチが代表復帰戦でいきなりアシスト [写真]=Getty Images
カタール・ワールドカップ欧州予選のグループB第1節が25日に行われ、スウェーデン代表とジョージア代表が対戦した。
2大会連続出場を狙うスウェーデンが、初出場を目指すジョージアをホームに迎えての一戦。スウェーデンはFWズラタン・イブラヒモヴィッチがスタメンに名を連ね、2016年6月に行われたEURO2016以来、約5年ぶりの代表戦復帰を果たした。
なお、39歳173日で代表戦に出場したイブラヒモヴィッチは、1981年〜1997年にかけて正GKとして活躍したトーマス・ラヴェリ氏の38歳59日を上回り、スウェーデン代表の最年長出場記録を塗り替えた。
試合はホームのスウェーデンが主導権を握り、引いて守るジョージアは虎視眈々とカウンターを狙う。14分にはジョージアがカウンターから絶好機。ギオルギ・クヴィリタイアが独走で持ち上がり、ペナルティエリア左からフリーでシュートを放ったが、これはGKクリストファー・ノルフェルトの好セーブに阻まれた。
スウェーデンは直後の14分にデヤン・クルゼフスキがエリア右からシュート、25分にはアレクサンデル・イサクがエリア左から左足ボレーで狙う。だが、どちらもGKギオルギ・ロリアに防がれて得点には結びつかない。
苦戦していたスウェーデンだが、35分に待望の先制点を奪う。エリア右のイブラヒモヴィッチが絶妙な胸トラップでボールを収め、ダイレクトで折り返す。すると、中央で受けたヴィクトル・クラエソンが右足で押し込んでゴールネットを揺らした。
後半はスウェーデンの1点リードのまま膠着状態が続く。スウェーデンは80分、高い位置でボールを奪うと、イサクがエリア中央に切り込んでシュートを放ったが、これもGKロリアのセーブ。ジョージアも82分、エリア中央のレヴァン・シェンゲリアが折り返しを左足ダイレクトで振り抜いたが、決定的なシュートはまたもGKノルフェルトの好セーブに遭った。
試合はこのまま終了し、1点を守りきったスウェーデンがジョージアに勝利してW杯予選白星スタートを飾った。なお、イブラヒモヴィッチは代表復帰戦で84分までプレーし、決勝点アシストで勝利に貢献した。
次節は28日に行われ、スウェーデンはアウェイでコソボ代表と、ジョージアはホームでスペイン代表と対戦する。
【スコア】
スウェーデン代表 1-0 ジョージア代表
【得点者】
1-0 35分 ヴィクトル・クラエソン(スウェーデン)
By サッカーキング編集部
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