ポルトガルを率いるフェルナンド・サントス監督 [写真]=Getty Images
ポルトガル代表のフェルナンド・サントス監督がウルグアイ戦後、インタビューに応じると、試合の感想や同代表のエースについて言及した。
2016年の欧州選手権(EURO)を制したポルトガルは、2018 FIFA ワールドカップ ロシアのグループステージを2位で突破。そして迎えた決勝トーナメント1回戦では、参加国中唯一無失点でグループステージを突破したウルグアイと対戦した。試合はポルトガルがウルグアイの堅守に苦しみ1-2で敗れ、ベスト16で大会を去ることとなっている。
サントス監督はまず、ウルグアイに敬意を払いつつ、敗退に悔しさをにじませた。
「まず、ウルグアイにお祝いを申し上げるよ。おめでとう。ポルトガルにとっては非常に悲しいことであり、もう家に帰らなくてはならないね…チームは精一杯戦ったよ。選手たちは悲しみに暮れているし、私も悲しい。だけど、フットボールはこういうものだ」
「サッカーでは道徳的な勝利というものはなく、とにかく勝つことを望んでいた。後半はとても良かったと感じている。ベストを尽くし、良い試合をしたと思っているが、ウルグアイも勝ちたいという気持ちは一緒。ウルグアイはうまくやり、我々は負けてしまった」
また、今大会主将として牽引してきたFWクリスティアーノ・ロナウド。現在33歳のエースは代表引退がささやかれているが、サントス監督は今後もチームとともに戦ってほしいと語った。
「彼がフットボールにもたらせるものは、まだまだある。若い選手の成長と進化を助けるために彼が代表でプレーし続けることを願っている。若い選手たちがたくさんいるチームには彼のような模範的なキャプテンが必要だ」