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日本代表の初戦の相手、コロンビア代表について知っておきたい10のこと

2018.06.19

19日に日本代表と対戦するコロンビア代表 [写真]=Getty Images

 2018 FIFAワールドカップ ロシアの大会6日目となる19日、いよいよ日本代表が初戦を迎える。相手はコロンビア代表。奇しくも4年前の最終戦で戦った相手とのリターンマッチとなる。

 孫子の有名な言葉に、「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」というのがある。敵の情報と味方の情報を前もってしっかり把握しておけば、戦っても危ういことにはならないという意味だ。日本代表の情報はすでに様々なニュースで報じられているため、ここではコロンビア代表について知っておきたい10のトリビアを紹介しよう。

1.W杯の初戦は負け越し
コロンビア代表は2大会連続6度目のW杯出場となる。過去5大会の初戦の成績は、2勝3敗と負け越し。ただアジア勢相手には、W杯で全勝。1990年イタリア大会のUAE戦(2-0)と前回大会の日本戦(4-1)で、2戦2勝している。なお日本代表とは、過去3戦して2勝1分けと無敗を誇る。

2.南米勢はアジア勢に無敗
W杯の舞台で南米勢はアジア勢に一度も負けたことがない。過去17戦して、南米勢の14勝3分けと圧倒的な成績を誇る。日本代表はW杯過去5大会で南米勢相手に4戦して、1分け3敗。2得点9失点と内容でも完敗を喫している。ドローを勝ち取った唯一のゲームは、2010年南アフリカ大会の決勝トーナメント1回戦。パラグアイ相手に延長戦まで戦ってスコアレスドローに終わった。しかし、PK戦で3-5と敗れ、ベスト16敗退を余儀なくされている。(※PK戦は、公式記録では引き分け扱いになる)

3.W杯でスコアレスドローなし
コロンビア代表はW杯で過去18戦して、7勝2分け9敗という成績を残しているが、スコアレスドローに終わったことは一度もない。引き分けに終わった2試合は、1962年チリ大会のソビエト連邦(現ロシア)戦で4-4、1990年イタリア大会の西ドイツ戦で1-1だった。今回の試合も勝敗はともかく、ゴールが生まれる試合になること必至だ。

4.前回大会経験者は10名
日本代表は、登録メンバー23名のうち11名が2大会連続でW杯メンバー入りを果たした。「選手の入れ替えが少ない」という声も聞かれるが、コロンビア代表も10名が前回大会の経験者になる。平均年齢を比較すると、日本代表が28.3歳であるのに対して、コロンビア代表は27.9歳。それほど大差はない。

5.指揮官はW杯でわずか1敗
コロンビア代表を率いるのは、アルゼンチン人のホセ・ペケルマン監督。同監督は2006年ドイツ大会で母国代表を、前回ブラジル大会ではコロンビアを率いてW杯出場を果たした。いずれの大会でもチームをベスト8に導いている。W杯では過去10戦して、わずか1敗(7勝2分け。PK負けは引き分けとカウント)。唯一の敗戦となったのは、前回大会の準々決勝。開催国ブラジル相手に1-2の敗戦を喫した。

6.センターバックはとにかく“でかい”
コロンビア代表で最も身長が高いのは、センターバックのジェリー・ミナ。FIFAが公開しているデータによれば、194センチもある。また相棒候補の2人、クリスティアン・サパタダビンソン・サンチェスも187センチと高身長を誇る。日本代表で最も身長が高い選手はDF吉田麻也の189センチと彼らに見劣りしないが、相手守備陣の中央はとにかく“でかい”選手が揃っている。

7.チーム最年少が守備リーダー
チーム最年少は、12日に22歳の誕生日を迎えたばかりのD・サンチェス。メキシコ代表を率いる同胞のフアン・カルロス・オソリオ監督に見出され、17歳でプロデビュー。20歳でオランダのアヤックスに引き抜かれると、昨夏にイングランドのトッテナムへステップアップを果たした。プレミアリーグ初挑戦ながら、今シーズンのリーグ戦31試合に出場した俊英は、代表でも守備リーダーを任される。日本戦が“W杯デビューゲーム”となるが、国際経験は豊富だ。

8.現守護神がGKの歴代最多出場記録を保持
ゴールマウスを守るのは、アーセナルに所属するダビド・オスピナ。2007年に代表デビューを飾り、前回W杯から正GKを務めている。代表通算86試合出場は、コロンビアのGKで歴代トップだ。なお、妹のダニエラも元コロンビア代表のバレーボール選手だった。そして、同僚のハメス・ロドリゲスは彼女の“元夫”という間柄でもある。

9.最も高い年棒を受け取るのは?
所属クラブで最も多くの給与を受け取っているのは、主将を務めるFWラダメル・ファルカオ。コロンビアの歴代最多得点記録を保持する同選手は、フランスのモナコで年棒11億5000万円を受け取っている。『レキップ』紙によると、ブラジル代表DFダニエウ・アウヴェス(*ケガで今大会は欠場)よりも高い給与だという。一方、バイエルンに所属するJ・ロドリゲスは約8億5000万円の年棒を受け取っているとされる。

10.SNSフォロワー数が最も多いのは?
SNSで最も多くのフォロワーを集めるのは、10番を背負うJ・ロドリゲス。Facebook、Twitter、Instagramの合計フォロワー数は8600万を超えており、ロシアW杯の全登録選手の中では、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(約3億2000万)、ブラジル代表FWネイマール(約2億)、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(約1億8000万)に次いで4番目に多い。

(記事/Footmedia)

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