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各国の主役級が目白押し! ロシアW杯で輝く16人の“プラチナ世代”

2018.06.08

ネイマールやサラーをはじめ“プラチナ世代”にはロシアW杯の主役候補たちが名を連ねる [写真]=Getty Images

 2018FIFAワールドカップ ロシアの開幕戦まで、あと5日。4年に1度の祭典を目前に控え、世界各国の熱気が高まってきた。

 当然、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドをはじめ、出場国のスター選手の活躍にはひと際大きな期待が集まっている。そんな中注目してほしいのが、1992年生まれの“プラチナ世代”たちだ。今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)で名を馳せた面々をはじめ、トッププレーヤーたちが名を連ねている。そこで今回は、ロシアW杯での活躍が期待される選手の中から、プラチナ世代16人の主役候補を紹介する。

※「プラチナ世代」とは…1992年生まれのサッカー選手を中心に呼ばれる俗称。日本代表においてこの年代の選手たちは、2005年世界幼少年サッカー大会(U-13)で優勝したことから、将来の日本サッカー界を担う年代として注目を集めた。さらに、U-17ワールドカップでは多くの有力選手が名を連ねたことからそう呼ばれるようになった。

写真=ゲッティイメージズ

■コケ(アトレティコ・マドリード/スペイン代表)

1992年1月8日生まれ
圧倒的な層の厚さを誇るスペインの中盤でメンバー争いを勝ち抜き、ワールドカップ出場を叶えた。展開力と戦術眼、運動量を兼ね備え攻守の要として期待されている。セルジオ・ブスケツ、アンドレス・イニエスタと組むトライアングルは抜群の補完性を誇る。

ネイマール(パリ・サンジェルマン/ブラジル代表)

1992年2月5日生まれ
伝統のナンバー10を背負う“ブラジルの至宝”。自身2度目となるワールドカップで、ケガで途中離脱した前回大会の雪辱を誓う。今年2月末のケガで右足首の手術したため、ロシアW杯は故障明けとなる。それでも、クロアチア代表との親善試合で復帰するといきなりゴールを決め、完全復活をアピールした。

■クリスティアン・エリクセン(トッテナム/デンマーク代表)

1992年2月14日生まれ
デンマークの攻撃を司る大黒柱。ゲームメイクに長け、左右両足から繰り出されるシュートは破壊力抜群。欧州予選では6試合連続を含むチーム最多の11得点を記録。さらに、プレーオフ第2戦ではハットトリックを達成し、母国をワールドカップへと導いた。

■カゼミーロ(レアル・マドリード/ブラジル代表)

1992年2月23日生まれ
レアル・マドリードでの活躍がチッチ監督に認められ、南米予選でレギュラーに定着。中盤の底を主戦場とし、鋭い読みのパスカットやフィジカルを生かしたディフェンスでピンチを未然に防ぐ。

サディオ・マネ(リヴァプール/セネガル代表)

1992年4月10日生まれ
テクニックに優れた快足FW。所属するリヴァプールではロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラーと強力3トップを形成し、CL決勝に進出。優勝は逃したが同点ゴールを決めるなど、存在感を放った。

■イスコ(レアル・マドリード/スペイン代表)

1992年4月21日生まれ
テクニックの高さはスペイン国内で“マゴ(魔法使い)”と称されるほど。ゴールゲッターとしての能力も高く、3月のアルゼンチン代表との親善試合ではハットトリックを記録。ロシアW杯の主役候補として期待される。

■マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ/ドイツ代表)

1992年4月30日生まれ
バルセロナでレギュラーを務め、足元のスキルに優れる現代型GK。ドイツ代表ではマヌエル・ノイアーに続く第2GKという立ち位置だが、ノイアーが離脱時に安定したパフォーマンスを披露し、「ノイアーの控え以上の存在」と高い評価を集めた。

宇佐美貴史(デュッセルドルフ/日本代表)

1992年5月6日生まれ
一時は代表から遠ざかるも、復調を遂げてロシアW杯のメンバー入りを果たした。レンタルで加入したデュッセルドルフでは8ゴールをマークし、1部昇格とリーグ優勝に大きく貢献した。

■ティボ・クルトワ(チェルシー/ベルギー代表)

1992年5月11日生まれ
19歳のときにベルギー史上最年少で代表デビュー。ロシアW杯予選は全試合にフル出場し、絶対的守護神として欠かせない存在となっている。抜群の反応速度を誇り、世界屈指のキャッチング技術を兼ね備える。

■柴崎岳(ヘタフェ/日本代表)

1992年5月28日生まれ
正確な技術と視野の広さを備えた日本屈指のプレーメーカー。今季移籍からヘタフェでプレーすると、バルセロナからゴールを奪うなど実力を見せつけた。日本代表ではセットプレーのキッカーも務める。

■フィリペ・コウチーニョ(バルセロナ/ブラジル代表)

1992年6月12日生まれ
ネイマールと並ぶブラジル代表攻撃陣の要。小刻みなフェイントとシュート力を武器にゴールを陥れる。代表ではサイドを主戦場とするが、中央でのゲームメイクも得意とする。

モハメド・サラー(リヴァプール/エジプト代表)

1992年6月15日生まれ
今季はプレミアリーグの得点王と最優秀選手賞に輝き、CLでもファイナルに進出。今や世界でもベストアタッカーの1人に数えられるまでに成長した。CL決勝で肩を負傷しロシアW杯への出場が危ぶまれたが、エジプトサッカー協会が出場を明言した。

■ソン・フンミン(トッテナム/韓国代表)

1992年7月8日生まれ
ドリブルで密集地帯を打開し、迷うことなくゴールへ向かう。ビッグマッチでの活躍も目立ち、トッテナムでも必要不可欠な存在だ。ロシアW杯後は今夏に開催されるアジア大会にオーバーエイジ枠で参戦予定となっている。

■武藤嘉紀(マインツ/日本代表)

1992年7月15日生まれ
今季はリーグ戦8ゴールを記録し、マインツの1部残留に貢献。ドイツでプレーする日本人の中で最高の結果を残した。外国人選手を相手にしても当たり負けしないフィジカルの強さと、DFラインの裏へ抜けるスピードを駆使してゴールを狙う。

■グラニト・ジャカ(アーセナル/スイス代表)

1992年9月27日生まれ
卓越したゲームメイクが持ち味のレフティ。広い視野と質の高いキックを駆使した攻撃能力はワールドクラス。パスワークでリズムを与え、攻撃を中盤から支える。ファウルの多さが課題だが、フィジカルの強さを生かしたタックルも持ち味の1つ。

■アリソン(ローマ/ブラジル代表)

1992年10月2日生まれ
的確なポジショニングと鋭い反応で、ハイボールや至近距離のシュートに強さを見せる世界屈指のGK。代表の正GKに抜擢されると、ローマのCLベスト4進出にも大きく貢献。複数のビッグクラブによる今夏の引き抜きが噂されている。

By サッカーキング編集部

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