定位置争いを繰り広げるG・ジェズス(左)とフィルミーノ(右) [写真]=Getty Images
ブラジル代表のチッチ監督が、マンチェスター・Cに所属するFWガブリエル・ジェズスとリヴァプールに所属するFWロベルト・フィルミーノのポジション争いについて言及した。
「競争はある。ジェズスは非常によくやっているが、フィルミーノも負けてはいない」と話したチッチ監督は、3月の国際親善試合の2試合でジェズスをスタメンで起用した。しかし、フィルミーノのことも非常に高く評価しているという。
「フィルミーノのことはずっと見てきた。ここ(アンフィールド)で行われた(チャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグ)リヴァプール対ローマの5-2の試合も見ていた。試合中はずっと立ち上がっていた。立ったまま試合を見たのは初めてだった。ファンが座らせてくれなかった。座ることができたのはハーフタイムだけだ。フィルミーノには力がある。だからこそここにいる。ジェズスにプレッシャーをかけている。2人の争いは接戦であり、いつフィルミーノが入ることもできる」
チッチ監督は最後に、フィルミーノのポジションについて「ただし、ウィングではない。彼はセンターの方がいいと思う。ウィングにはトランジションのスピードが必要だ。彼のポジションではないと思う」とコメントした。
ブラジル代表は3日にクロアチア代表との国際親善試合を控えている。同試合でスタメンの座を勝ち取るのは、ジェズスとフィルミーノどちらになるだろうか。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト