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マンUが犯した4年前の失態…J・ロドリゲスの売り込みに興味示さず

2014.06.30

4試合で5得点を挙げるなど、ブラジルの地で躍動するJ・ロドリゲス [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップで初のベスト8進出を果たしたコロンビア代表だが、そのチームをけん引しているのが、ここまで4試合5ゴールと大フィーバーを巻き起こしている10番のハメス・ロドリゲスだ。

 7月で23歳になるニュースターは、ポルトで頭角を現し、昨年夏からモナコでプレーしているが、実はマンチェスター・Uでプレーしていた可能性があったという。英紙『ガーディアン』が伝えた。

 同メディアによると、J・ロドリゲスがアルゼンチンのバンフィエルドでプレーしていた2010年、当時まだ10代だった彼をヨーロッパ進出させるべく、代理人がマンチェスター・Uに売り込みをかけた。移籍金はたったの500万ポンドだ。しかし、マンチェスター・Uはこの話に興味を示さず、代理人の元に返事はこなかったのだという。

 そして数週間後、マンチェスター・Uは740万ポンドの移籍金でポルトガル人アタッカーのベベを獲得。同選手はポルトガル3部リーグより上のレベルでプレーしたことがなかった無名のドリブラー。当時のコーチで、現イラン代表監督のカルロス・ケイロスがアレックス・ファーガソンに推薦した選手だったが、ファーガソンは彼のプレーを一度も見ないで契約を決めた。そんな経緯からベベ獲得は話題になったが、彼はまったく活躍できず、レンタル移籍を繰り返すばかりで、現在までプレミアリーグ出場はわずか2試合。当然、今回のワールドカップにも参加していない。

 一方のハメス・ロドリゲスは、このワールドカップでリオネル・メッシやネイマールと肩を並べるクラスの選手に成長しようとしている。マンチェスター・Uが逃した魚は、思いのほか大きかったようだ。

(記事/Footmedia)

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