チリ戦を前に記者会見に臨んだスコラーリ監督 [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップに出場しているブラジル代表を率いる、ルイス・フェリペ・スコラーリ監督は現地27日、ベロ・オリゾンテで記者会見に臨んだ。
決勝トーナメント1回戦のチリ代表戦を翌日に控えたスコラーリ監督は、「不安はあるが、それはおかしなことではない」と、コメント。イギリスメディア『BBC』が伝えている。
さらに、2002年の日韓大会で、ブラジルを優勝に導いた経験を持つ同監督は、「我々はより神経質になり、より恐れを抱いている。しかしそれは正常なことだ。なぜなら我々はブラジル代表だからね。そして、これはワールドカップであり、明日からはノックアウトステージだ。不安な方が普通だよ」と話し、翌日の決戦を見据えた。
ブラジル代表は、グループAを2勝1分で首位通過。一方、チリ代表は2勝1敗でオランダに次ぐ2位通過を果たしている。両者は現地28日、決勝トーナメント1回戦で対戦し、勝者は準々決勝で、コロンビア対ウルグアイの勝者と対戦することとなる。