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ドイツ代表選手の恋人らが危うく大惨事に…空港滑走路が水没

2014.06.28

雨の中、グループリーグ第3戦でアメリカ代表と対戦したドイツ代表 [写真]=Getty Images

 ドイツ紙『ビルト』は、ドイツ代表選手の身内が、危うく悲劇に見舞われるところだったと報じた。

 26日、ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第3戦を観戦した同代表選手の恋人らは試合後、会場があったレシフェから宿泊先のポルト・セグロへチャーター機エンブラエル航空195便で移動していたという。

 しかし現地時間20時半、ポルト・セグロ空港に着陸しようとした同機に問題が発生する。というのも、深い霧に覆われた同空港の滑走路は、当地の記録的な大雨により完全に水没していたからだ。

 1度は地面に着陸した同機だったが、パイロットの判断で再び浮上し緊急離陸。そして機長から「もしここに着陸できなければ、急遽サルヴァドールまで飛ぶことにします。ここの天候はあまりにも変わりやすいですから」というアナウンスがあり、上空で約10分間旋回した後、2度目の着陸が試みられたそうだ。

 幸いにも2回目の挑戦は成功し無事に到着できたが、既に滑走路には消防車や救急車が待機している状態であったという。

 当時の様子についてDFマッツ・フンメルスの交際相手キャシー・フィッシャー氏は「着陸はとても厳しいものだった。パイロットは着陸と同時に急ブレーキをかけていたしね。彼は全てを完璧にこなしたと思う。1度目の着陸後すぐさま離陸した判断も正しいと思う」とコメントしている。

 同機には上述のフンメルスに加え、MFバスティアン・シュヴァインシュタイガー、MFメスト・エジル、MFマリオ・ゲッツェ、DFジェローム・ボアテング、MFユリアン・ドラクスラー、GKロン・ロベルト・ツィーラーらの恋人も搭乗していた。

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