講演会に出席したジョゼップ・グアルディオラ監督 [写真]=LatinContent/Getty Images
バイエルンを率いるスペイン人のジョゼップ・グアルディオラ監督が26日、アルゼンチン・ブエノスアイレスで講演会に出席し、ブラジル・ワールドカップのグループリーグで敗退したスペイン代表について語った。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
「ワールドカップについてペップが語る」という講演会で、グアルディオラ監督は集まった100人近くの聴衆に、今回のワールドカップをどう見ているのかを語った。また講演会には昨シーズン、バルセロナを率いたヘラルド・マルティーノ監督も出席した。
グアルディオラ監督はスペイン代表を率いたビセンテ・デル・ボスケ監督を、スペインが手にする「最高」の監督と話し、代表チームの監督を今後も長く続投することを願った。
「スペインで彼以上に素晴らしい代表監督はいない。彼が続投したらいいと思っているし、ずっとずっと長く続けて欲しい。スペインには彼が必要だと思う。なぜならこれから行われる世代交代の過程や、とても才能を持ったこれから(代表に)やって来る選手たちことを知っている」
そのデル・ボスケ監督が率いたスペイン代表については、「すごく悲しかった。スペイン代表の選手たちはフットボールのために多くのことをやってきた。そんな選手たちはもっと大会を勝ち進むのに値した」と語っている。
グアルディオラ監督はデル・ボスケを擁護したが、スペイン紙『マルカ』は「デル・ボスケに代わって誰が次期代表監督に相応しいか?」というインターネット・アンケートを実施。アンケートには6万5000人以上の人が参加した。
最も票を集めたのは、現在セリエAのナポリを率いるラファエル・ベニテス監督で33.8パーセントの支持を集めた。次点に30.9パーセントの支持を集めたラージョ・バジェカーノを率いるパコ・ヒメス監督が続いている。