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W杯敗退のイングランド、ウィルシャーは監督を信頼「誰もが尊敬」

2014.06.26

コスタリカ代表戦でプレーするウィルシャー(中央) [写真]=Getty Images

 イングランド代表MFジャック・ウィルシャーが、同代表を率いるロイ・ホジソン監督への信頼を口にした。『FIFA.com』が同監督のコメントを掲載している。

 ブラジル・ワールドカップに出場したイングランド代表は、グループD初戦のイタリア代表戦で1-2の敗戦を喫した。続くウルグアイ代表戦でも1-2で敗れて、グループステージでの敗退が決定。最終戦のコスタリカ代表戦では、スコアレスドローに終わり、未勝利で大会を終えた。

 不甲斐ない成績に終わったイングランド代表だが、ウィルシャーはホジソン監督の決定を支持し、選手たちがピッチ上で結果を出せなかったことが問題だったと指摘した。

「監督が間違った選択をしたとは思わない。監督がメンバーを決めるけれど、実際にプレーするのは選手たちだ。選手たちがピッチ上で戦わなければいけない。チームの誰もが監督を尊敬している」

「以前にもワールドカップで指揮を執った経験がある。彼は僕たちをさらに前進させてくれる人物だ。ギャリー・ネヴィルやレイ・レウィントンらコーチ陣は異なるクラスの人物だ。それでも彼らは選手を選んでピッチに送り出すだけであり、後は選手たち次第なんだ」

 また、ウィルシャーは2年後に行われるユーロ2016についても言及。ワールドカップでの出来事を忘れて前に進み出すことが重要だと明かした。

「すぐに予選はやってくる。フットボールは進んでいくんだ。2週間ほどは、今大会のことが頭から離れないだろう。でもそこから先は前に進まなければいけない」

 ウィルシャーは最後にワールドカップでのプレーを総括した。幼い頃から夢に見ていたピッチでプレーできたことへの満足感を述べている。

「僕はフットボールが大好きだ。ワールドカップでプレーするということは、まさに夢の実現だね。小さい頃からこの大会を見て育ってきた。それだけに結果は残念だよ。それでもワールドカップでプレーできたことに満足している」

(記事/超ワールドサッカー)

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