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スペイン代表がブラジルから帰国、イニエスタ「こんなにも早く」

2014.06.25

スペインに帰国した同国代表カシージャス(中央)ら [写真]=Getty Images

 スペイン代表が24日、マドリードの空港に到着した。今回のワールドカップは最後の最後までスペインに衝撃を与える。スペイン代表を乗せたイベリア航空2907便は12時前に到着したが、着陸する時に雷が飛行機に落ち、チームを心配させた。

 バラハス国際空港に到着すると地元メディアに何も話すことなく、代表は解散した。空港には200人ほどのサポーターが出口で待ち構えて励まそうとしていたが、選手たちは飛行機から直接バスに乗り、裏口から出ていき挨拶することもなく、最後まで失望を与えることになった。

 マドリード到着後にシャビ・エルナンデスらバルセロナの選手は、地元の空港に移動したが何も語らなかった。

 ジョルディ・アルバは帰国後、自身のソーシャルネットワークでサポーターに許しを求めた。

「もう家に戻ってきた。ワールドカップは全員にとって、とても難しいものだった。サポーターに自分の尊敬と感謝を表明したい」

「みんなには許しを求めたい。自分たちが望んでいた緊張感がない時間があった。理解とサポートに感謝する」

 アンドレス・イニエスタも帰国後、自身のツイッターでメッセージを発信した。

「みんなにこれまでの時間のことで伝えられるのはわずかなことだ。こんなにも早く家に戻って来るのはとても大きな失望だ。僕たちはいいワールドカップにしたいと大きな希望を持っていたけど、そうはならなかった。許しを求め、そして代表チームがふさわしい場所に戻れるようにトレーニングに励むことを約束する」

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