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韓国メディア、パク・チュヨンの不振の原因を指摘「兵役免除のような目標がない」

2014.06.24

不振の原因について、「明確な目標がないから」と指摘されたパク・チュヨン [写真]=FIFA via Getty Images

 韓国メディア『日刊スポーツ』は24日、ブラジル・ワールドカップに参加している韓国代表FWパク・チュヨンの不振の原因について報じた。

 パク・チュヨンは、これまでのグループリーグ2試合で先発出場を果たしたが、結果を残すことができず。『日刊スポーツ』は、第2節のアルジェリア代表戦における同選手について、「ロシア戦に続き、これといったシュートを飛ばさなかった。ともに先発出場し、得点を奪ったソン・フンミンとは対照的だった」と寸評した。

 同メディアはまた、2012年のロンドン・オリンピックでパク・チュヨンが銅メダル獲得に貢献したことを引き合いに出し、同選手の不振に言及。「ロンドン・オリンピックではメダルを獲得し、兵役が免除された。パク・チュヨンは当時も所属クラブで不振に陥っていたが、3位決定戦ではゴールを決めて勝利に貢献している。彼はその際、『銅メダルを獲得できて満足している。兵役が免除されたことにより、新たなチャンスをつかめるようになったことも嬉しい』と話していた」とし、現在参加中のブラジルW杯では、(2012年における兵役免除のように)明確な目標がないことによるモチベーションの低さが不振の原因ではないかと指摘している。

 韓国代表はグループリーグ2試合を終え、1分1敗の勝ち点1。グループHの最下位に沈み、決勝トーナメント進出が厳しい状況となっている。

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