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アメリカ戦に向け、独紙がアンケート…8割が「ラームをSBで起用すべき」

2014.06.24

ボランチでの起用が続くラーム [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第2戦でガーナと2-2の引き分けに終わったドイツ代表。4-0でポルトガル代表を粉砕し、好調なスタートを切っていただけに、この結果は多くのドイツ国民を失望させた。

 気掛かりなのは主将フィリップ・ラームだ。所属クラブのバイエルンと同じように、今大会これまでアンカーに配置されている同選手だが、クラブでは90パーセント近いパス成功率を誇りながらも、ガーナ代表との一戦ではとにかくパスミスが多く、第1戦以上にその低調ぶりが目に付いた。

 この試合を中継した『ARD(ドイツ国営第一放送局)』でサッカー解説者を務め、かつてバイエルンで同僚でもあったメーメット・ショル氏も「フィリップにとって今日は『暗黒の1日』だっただろう」と、そのパフォーマンスに苦言を呈している。

 国民も同じ考えのようだ。ドイツ紙『ビルト』はガーナ戦の翌日にオンライン投票を実施し、本国サッカーファンの意見を収集しているが、それによると「ラームは右サイドバックでプレーするべき?」の質問に対し、「はい」が80%(回答者数3万5367人)を集める結果となった。

 また同アンケートでは、他にも関心の高いテーマが取り扱われている。「ミロスラフ・クローゼは第3戦の対米国でスタメンになるべきか?」に対し、「はい」が69%(回答者数3万7625人)。そしてクローゼと同じく途中出場を果たしたバスティアン・シュヴァインシュタイガーについても「第3戦ではスタメンになったほうが良い」が83%(回答者数3万6731人)だった。

 また、「攻撃的ミッドフィールダーの誰を外すべきか?」という4択の質問では、51%が「メスト・エジル」、23%が「マリオ・ゲッツェ」、13パーセントが「2人ともスタメンが良い」、そして12%が「2人ともスタメンから外すべき」で、投票者の85%以上が現状に満足していないことが明らかになっている。

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