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負ければ敗退濃厚…イングランドとウルグアイの決戦、注目は両エース

2014.06.19

活躍が期待されるルーニー(左)とスアレス(右) [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップのグループD第2節、イングランド代表とウルグアイ代表の一戦が19日にサンパウロで行われる。

 初戦を落とした両チームにとって、この試合は決勝トーナメント進出のために絶対に勝たなくてはならない試合となる。

 ウルグアイは代表通算最多得点記録を誇るFWルイス・スアレスがひざの手術から劇的な回復を遂げて練習に復帰しており、同試合に出場すると見られている。初戦のコスタリカ戦で退場処分となったDFマキシミリアーノ・ペレイラは出場停止となる。

 対するイングランドは、FWウェイン・ルーニーがW杯本大会9試合連続無得点と不名誉な記録を更新しており、最近起用されているサイドではなく、本来のFWのポジションで起用されるかどうかが注目されている。

 両チームがW杯で対戦したのは2回のみで、1954年準々決勝ではウルグアイが4-2で勝利し、1966年のグループステージでは0-0の引き分けに終わっている。2006年3月に行われた最近の親善試合では、イングランドが2-1で勝っている。

 1998年フランス大会から現在のフォーマットに移行して以来、初戦を落としたチームが決勝トーナメントに進出したのは4チームのみとなっており、その確率は8.7%と低い。

 ウルグアイが低調なプレーを見せた初戦で格下コスタリカに1-3でまさかの敗北を喫した一方、イタリアに1-2で競り負けたイングランドは、最近の本大会の中では上々の試合内容を見せたため、後者に分があるとの見方が強い。

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