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W杯に賭けるメッシ「多くが世界王者の称号は手にしていない」

2014.05.08

アルゼンチン代表リオネル・メッシ [写真]=FWLatinContent/Getty Images

 この夏ブラジルで開催されるブラジル・ワールドカップに向け、各国代表の招集リストが続々と発表される中、アルゼンチン代表の主将としてメンバー入りが確実なバルセロナのFWリオネル・メッシが、母国紙『Ole』とのインタビューで、大舞台に賭ける強い意気込みを表した。

 バルセロナでは考えられる全てのタイトルを手にしてきたメッシだが、アルゼンチン代表では、2005年のFIFAワールドユース選手権および2008年の北京オリンピックには優勝したものの、A代表ではいまだ国際タイトルを獲得したことがない。それゆえ、W杯制覇への思い入れはとりわけ強いという。

「歴代屈指と考えられている選手達でも、その多くが世界王者の称号は手にしていない。それゆえ、僕にとってW杯制覇は特別なプラスのモチベーションとなっている」

 メッシはまた、「正直言って、まだW杯のことはそれほど頭にはないし、どのような大会になるかも想像がつかない」としながらも、7月13日にリオデジャネイロで行われる決勝に夢を馳せた。

「その日はリオで思い切りプレーをしていたい。アルゼンチン代表が決勝までたどり着けることを切に望んでいる」

 ブラジルとは歴史的に強烈なライバル関係にあるアルゼンチンだが、今回のW杯では多数の人々が観戦に訪れると予想されており、メッシも母国のサポーターからの熱烈な応援に期待を寄せた。

「距離的な条件や、代表への強い支持と期待により、現地はアルゼンチンの人々で溢れ返ると思ってるよ」

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