2018.03.27

リケルメ氏、母国と対戦するスペインを称賛「世界で最も良いプレーをする」

スペイン
リケルメ氏が母国と親善シアで対戦するスペイン代表について語った [写真]=Getty Images

 この夏ロシアで行われるワールドカップ(W杯)に向け、強豪同士の激突が盛り沢山となっている国際Aマッチウィーク。27日にはスペイン代表がアルゼンチン代表をワンダ・メトロポリターノ(アトレティコ・マドリードの本拠地)に迎える。この注目の一戦を前に、現役時代は両国のリーグでプレーした元アルゼンチン代表MFのフアン・ロマン・リケルメ氏が、スペイン紙『マルカ』とのインタビューで自身の見解を披露した。

 リケルメ氏はまず、以前からお気に入りとして名を挙げているバルセロナの2選手、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとスペイン代表MFアンドレス・イニエスタについて、前者を「全てのフットボール好きが認める世界最高の選手」、後者を「最もボール扱いが上手く、最もプレーを理解している選手」と改めて絶賛した。

 続けて、「メッシとイニエスタがピッチに立てば、間違いなく魅力的な試合が見られるはずだ」と明言したリケルメ氏。その一方で、2人を要する両チームの激突については、スペイン代表の方がアルゼンチン代表よりも完成度が高いとの冷静な見方を示した。

「スペインは確固たるスタイルを有している。常にボールポゼッションで相手を上回るよう心掛けてプレーする。一方、アルゼンチンは依然としてスタイルを模索している。ホルヘ・サンパオリ監督は、まだメンバーを固めている最中であり、チームが完成するのはその先のことだ。従って、我々にとって今回の試合は、チームがどのレベルにいるのかを知る良い機会となるだろう」

 それでも、アルゼンチン代表にはスペイン代表と真っ向勝負に挑む必要があることを強調したリケルメ氏は、ハムストリングの違和感から回復したメッシの出場を願った。

「素晴らしい試合になることを期待している。アルゼンチンには攻撃的にプレーしてもらいたい。なぜなら、スペインがそういうプレーをしてくるのは確実だからだ。スペインはセルヒオ・ブスケツの欠場を惜しむかも知れないが、戦い方を変えることはない。一方、アルゼンチンはメッシがプレーするなら攻撃する使命がある。我々は彼がアルゼンチン人であることを喜んでいる」

 また、W杯に臨む両チームについて質問されたリケルメ氏は、アルゼンチン代表の次にスペイン代表を応援していることを明らかにした。

「スペインは、私だけではなく誰もが見たいチームだ。だが、我々アルゼンチン人は、今回こそはメッシが母国にタイトルをもたらしてくれると大いに期待している。とはいえ、フットボールは予測不可能なゲームであり、1チームしか頂点に立つことができない。それゆえ、これはいつも思っていることだが、もしアルゼンチンがW杯を制覇できないのなら、スペインに勝って欲しい。彼らは世界で最も良いプレーをする代表チームだからね」

 一方、「もしメッシがアルゼンチン代表ではなくスペイン代表を選んでいたら?」と問いかけられたリケルメ氏は、微笑を見せながら次のように返している。

「もしメッシがいれば、スペインはW杯のタイトルをさらに獲得するチャンスが沢山あったことだろう。毎日一緒に練習しているバルサの仲間がチームに沢山いるのは大きなアドバンテージになるからね。でも、彼はあくまでもアルゼンチン人だ!」

 リケルメ氏が「キックオフが待ち切れない」と興奮気味に話した通り、世界中のファンにとって必見の大一番。欧州予選を圧倒的な強さで勝ち抜いたスペイン代表が盤石振りを見せ付けるのか、南米予選を薄氷を踏む思いで潜り抜けたアルゼンチン代表が復調を印象付けるのか、W杯制覇を狙うチーム同士のレベルの高い戦いに期待したい。

文=北村敦

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