ブラジル代表監督を高く評価したペレ氏(写真は昨年6月) [写真]=Getty Images
元ブラジル代表FWペレ氏が、同国代表指揮官のチッチ監督を絶賛した。ブラジルメディア『UOL』が報じている。
昨年6月、ドゥンガ前監督の後任としてブラジル代表の新指揮官に就任したチッチ監督。すると、親善試合を含めてこれまで7戦全勝をマークするなど、チームは好調を維持している。自国開催の2014年ワールドカップで4位に終わって以降、長らく低迷していたセレソンの人気も回復しつつあり、チッチ監督はブラジル国民から絶大な信頼を得ている。
同メディアによると、ペレ氏はチッチ監督について、「私はチッチ監督の仕事ぶりに非常に満足している。ブラジルには常に最高の選手たちが揃っていたが、ここ最近は監督の技量に問題があった。その結果として起こったのが、2014年ワールドカップの悲劇だ。チッチ監督は今、かつてのセレソンを取り戻そうとしている」とコメント。さらに「チッチ監督は、間違いなく正しい道を進んでいる」と話し、ブラジル代表を復活に導いた指揮官の手腕を称えた。

現在ブラジル代表チームを率いるチッチ監督 [写真]=Getty Images
また、ペレ氏は「先月のチッチ監督のインタビューも気に入った」とコメント。1月25日に行われたコロンビア代表との国際親善試合に向けたインタビューで、「国内組にも積極的にチャンスを与えていくべきだ」と語った同監督の姿勢を高く評価している。
新体制になって以降、かつての強さを取り戻しつつあるセレソン。その好調を支える指揮官の仕事ぶりに、“王様”ペレ氏も非常に満足しているようだ。
(記事/Footmedia)