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最終節でシャペコエンセと対戦予定のA・ミネイロ、会長が試合棄権を表明

2016.12.02

試合棄権を表明したアトレチコ・ミネイロにはロビーニョらが在籍している [写真]= Getty Images

 シャペコエンセ(ブラジル1部)の飛行機墜落事故を受け、ブラジル全国選手権の最終節で対戦予定のアトレチコ・ミネイロが試合を棄権すると表明した。ブラジルメディア『グローボ』が12月1日に報じている。

 当初の予定では12月3日に最終節が開催される予定だったが、同月11日に延期が決定。しかし、今回の飛行機墜落事故により選手の大半を失ったシャペコエンセは、試合成立規定となる7名以上の選手をピッチに送ることができないと見られている。そのため、アトレチコ・ミネイロが試合会場であるアレーナ・コンダ(シャペコエンセのホームスタジアム)に到着すれば、自動的に勝ち点3を手にすることができる。

 アトレチコ・ミネイロのダニエル・ネポムセーノ会長は、「我々は試合が開催されるシャペコエンセに向かわない。すでにブラジルサッカー協会の会長とも話し合い、合意に達している」と明かした。

 また、これを受けてシャペコエンセの執行会長イヴァン・トッゾ氏は、「今は正式な承認を待っているところだ。これが最善の策であろう。今朝、ブラジルサッカー協会の(マルコ・ポーロ)デル・ネーロ会長と話したが、彼は我々のために尽力してくれている。感謝したい」と述べている。

 現在、他会場の試合実施可否も含めて協議中となっており、ブラジルサッカー協会がどのような判断を下すのか、注目が集まる。

By サッカーキング編集部

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