ファルケ監督がクラスノダールと契約解除 [写真]=Getty Images
クラスノダール(ロシア1部)は2日、ドイツ人指揮官ダニエル・ファルケ監督との契約を双方合意で解消したことを発表した。
ファルケ氏は2017年夏から昨年11月までノリッジを指揮していた。今年1月13日、2023-24シーズン終了までの契約でクラスノダールの監督に就任したばかりだった。
2月27日に初陣となるロコモティフ・モスクワ戦が予定されていたが、同24日にロシアがウクライナへの侵攻を開始した影響で試合は延期に。そして、ファルケ監督は情勢を考慮し、公式戦で一度も指揮を執ることなくロシアを去る決断を下した。
ドイツ誌『Kicker』によると、ファルケ氏は退任に際して次のようにコメントしている。
「現在の政治情勢と、それに伴う子供や妻、家族、友人たちの帰国要請、そしてスポーツの展望が失われたことが、熟考の末、今回決断につながった。初日から非常に温かい歓迎を受けていたので、非常に難しい決断だった」
「短期間のうちに、さまざまな国籍の人たちが、喜びと楽しみをもって一緒にスポーツの目標を追いかけようとする素晴らしいコミュニティが形成されていた。残念ながら、人生に関する深刻な問題から逃れることはできない」
By サッカーキング編集部
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