アトレティコが獲得オファーを提示したCBハンツコ [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードは、フェイエノールトにCBダヴィド・ハンツコの獲得オファーを提示したようだ。22日、スペイン紙『アス』が報じている。
“ビッグサマー”は、まだ終わらない。今夏にレアル・ソシエダからCBロビン・ル・ノルマン、ビジャレアルからFWアレクサンダー・セルロート、マンチェスター・シティからFWフリアン・アルバレス、チェルシーからMFコナー・ギャラガーを獲得し、4選手に総額2億ユーロ(約325億円)以上を費やしたアトレティコ。そして、この移籍市場における主役は、残された“5人目”の新戦力に照準を合わせる。
アトレティコの次なるターゲットが、フェイエノールトに所属するCBダヴィド・ハンツコだ。『アス』によると、昨シーズン限りで退団したCBマリオ・エルモソの後釜として、同選手に白羽の矢を立てたアトレティコは、すでに3度オファーを拒否された相手側に対して、最終オファーを提示したとのこと。内容は、移籍金3000万ユーロ(約49億円)に将来的な売却ボーナスが付帯しており、フェイエノールト側が要求した3500万ユーロ(約57億円)に非常に近いことを明らかにしている。
スロバキア代表としてEURO2024にも出場したハンツコは、1997年12月13日生まれの現在26歳。母国のジリナでプロキャリアを始めた後、フィオレンティーナとスパルタ・プラハを経て、2022年夏にフェイエノールトに加入。センターバックとサイドバックの両方でプレー可能なレフティーで、クラブ上層部はエルモソの後継者に打って付けだと考えているようだ。
なお『アス』は、アトレティコとハンツコは2029年夏までの5年契約で個人合意に至っていることを指摘。現在は、フェイエノールト側からの返答待ちとなっている。
By サッカーキング編集部
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