オランダ代表を率いるファン・ハール監督 [写真]=Getty Images
オランダ代表を率いるルイ・ファン・ハール監督が、前立腺がんを患っていることを明かした。3日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。
現在70歳のファン・ハール監督はこれまでアヤックスやバルセロナ、オランダ代表、バイエルン、マンチェスター・Uなどを歴任し、2021年8月にフランク・デ・ブール前監督の後任としてオランダ代表へ復帰を果たした。就任後、6勝3分けと無敗をキープするなど、FIFAワールドカップカタール2022出場権獲得へと導いた。
W杯本大会でも指揮を執ることになっているファン・ハール監督だが、オランダのテレビ番組『Humberto』で進行性の前立腺がんを患っていることを告白した。
「彼らの選択や決断力に影響を与える可能性があるので、一緒に仕事をしている人には伝えない方がいいと思う。だから、私も選手たちは知らない方がいいと思った。少なくとも90パーセントの症例では前立腺がんで死亡することはない。通常、他の基礎疾患が原因で亡くなる。だが、私のはかなり進行していて25回も放射線治療を受けた。人生を歩んでいくためには多くのことを管理しなければならない」
「私は病院で優遇されていた。予約の時間に行くと、裏口から入ることが許され、すぐに別室に案内された。素晴らしい扱いだった。もちろん、友人や親戚には話している。まだ情報が明らかになっていないという事実も私の環境を物語っている。素晴らしいことだ」
By サッカーキング編集部
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