名門PSVに移籍した堂安律 [写真]=Getty Images
PSVを率いるマルク・ファン・ボメル監督が、今夏加入した日本代表MF堂安律について言及した。オランダ紙『デ・テレグラーフ』が24日に伝えた。
堂安は今夏にフローニンゲンからPSVに移籍。14日に行われたエールディヴィジ(オランダ1部)第6節のフィテッセ戦に途中出場して新天地デビューを飾った。19日に行われたヨーロッパリーグ・グループステージ第1節のスポルティング戦にも途中出場したが、22日に行われたリーグ第7節アヤックス戦の大一番では3試合連続ベンチスタートで出番もなかった。
加入後まだ十分な出場時間を得られていないが、ファン・ボメル監督は「彼は移籍市場の終了間近に加入したばかりで、直後に代表戦のために日本へ行っていた。その後、我々は3試合を行って、彼もメンバーに入っていた」と説明。そして、「彼は練習で期待通りの素晴らしい印象を残している。スカウトしたようなクオリティを見せている。本当にいい選手だと思うよ」と称賛の言葉を続けた。
25日には、延期されていたリーグ第4節でフローニンゲンと対戦する。堂安にとっては古巣対決のため、出場に期待もかかるが、指揮官は「それ(古巣対決)を考慮するかって? ノーだ」と特別扱いを否定。「そんなことを考慮していたら、全選手が前に所属していたクラブとの対戦に出場しなければいけなくなる。オランダで過去6クラブに所属してきた選手がいれば、1シーズンで12試合の出場が保証されることになる」と話した。
ただ、PSVはヨーロッパリーグとの過密日程が続いているため、『デ・テレグラーフ』紙はファン・ボメル監督がフローニンゲン戦でメンバーを変える可能性があると見ている。特に前線では、公式戦7試合連続で先発出場している17歳のU-19オランダ代表MFモハメド・イハッタレンの代役として、U-21同代表FWコーディ・ガクポや堂安をスタメンの候補に挙げている。
By サッカーキング編集部
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