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シェシュコ加入で立場危ういホイルンド、ミランがレンタルに関心も…マンUは完全移籍or買取義務を望む

2025.08.10

去就に注目が集まるホイルンド [写真]=Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドに所属するデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドの獲得に、ミランが関心を示している。10日にイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。

 現在22歳のホイルンドは、2023年夏にアタランタから移籍金7200万ポンド(約143億円)でマンチェスター・ユナイテッドに完全移籍。1年目は公式戦43試合の出場で16ゴールを挙げたが、昨季は52試合で10ゴールにとどまった。

 高額な移籍金に釣り合わないパフォーマンスから放出候補に挙げられるホイルンド。そんななか、マンチェスター・ユナイテッドは9日にスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコを総額7350万ポンド(約146億円)で獲得し、ホイルンドは出場機会の減少が見込まれている。

 去就が不透明なホイルンドに対しては、ミランが獲得に強い関心を示している。すでにクラブ間交渉は始まっており、ミランは買い取りオプションが付いた期限付き移籍での取引成立を目指しているようだ。

 しかし、マンチェスター・ユナイテッドは完全移籍、もしくは買い取り“義務”が付帯した期限付き移籍のみを望んでいる模様。また、同クラブは4000万ポンド(約79億円)を超える入札から検討するだろうと『スカイスポーツ』は伝えている。

 昨季プレミアリーグで15位の屈辱を味わったマンチェスター・ユナイテッドは今夏、およそ2億ポンドを投じて、シェシュコ、カメルーン代表FWブライアン・ムベウモ、ブラジル代表FWマテウス・クーニャを獲得している。現在はホイルンドら余剰戦力の整理に注力しており、イングランド代表FWジェイドン・サンチョをめぐりドルトムントと、アルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョをめぐりチェルシーと交渉を行っている。また、ブラジル代表FWアントニーについては、ベティスが完全移籍での買い取りを諦めていないようだ。

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By サッカーキング編集部

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