ナポリに所属するオシムヘン [写真]=Getty Images
ナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの獲得を目指すアル・アハリが、ナポリとクラブ間で大筋合意に至ったようだ。25日、移籍市場に精通するイタリア人記者ファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。
現在25歳のオシムヘンは、ドイツのヴォルフスブルクでプロキャリアをスタート。シャルルロワとリールでのプレーを経て、2020年9月にナポリへと完全移籍で加入した。在籍3年目の2022-2023シーズンにはセリエAで26ゴールを挙げて得点王を受賞。クラブを33シーズンぶり3度目のスクデット獲得に導いた。昨シーズンも公式戦32試合出場17ゴール3アシストをマークし、今夏での移籍の可能性が取り沙汰されている。
以前から多くのメガクラブによる関心が報じられているオシムヘン。しかし、未だ移籍は実現しておらず、開幕を迎えた今シーズンは公式戦全試合でメンバー外に。ナポリのジョヴァンニ・マンナSD(スポーツ・ディレクター)は同選手が退団を望んでいることを認めたものの、去就が不透明な日々を過ごしている。
そんななか、オシムヘンの獲得を画策するアル・アハリが初の具体的なオファーを提示した模様。6500万ユーロ(約105億円)を超える金額で入札し、ナポリとクラブ間で大筋合意に至ったという。しかし、ヨーロッパ残留を望んでいるとされる選手本人とは合意に達していない様子。オシムヘンが高額な給与に加えて、契約解除条項を組み入れることを要求していると指摘した。
また、イタリアメディア『スカイ』はアル・アハリの入札価格を約7000万ユーロ(約113億円)と報道。一方、オシムヘンが移籍市場の閉幕までパリ・サンジェルマン(PSG)、チェルシー、アーセナルからのオファーを待つ姿勢であると主張している。
By サッカーキング編集部
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