途中出場でチームを救ったポリターノ（左）とラスパドーリ（右） [写真]＝Getty Images
セリエA第4節が16日に行われ、ジェノアとナポリが対戦した。
先手を取ったのは、オフに積極的な補強を敢行した昇格組のジェノアだった。40分、右コーナーキックをニアのコニ・デ・ヴィンターが頭ですらし、ゴール前に飛び込んだマッティア・バーニがヘディングで押し込んだ。
1点リードで折り返したジェノアは、56分に2点目を獲得する。セットプレーのこぼれ球を拾ったケヴィン・ストロートマンが、ボックス内へとグラウンダーパスを供給。マテオ・レテギが左足で合わせて押し込んだ。
劣勢に追い込まれた王者ナポリだったが、76分に反撃を開始する。ペナルティエリア左でイェンス・カユステのパスを受けたジャコモ・ラスパドーリが狭いスペースで左足一閃。強烈な一撃をゴール左へ突き刺した。
さらに84分、ナポリが試合を振り出しに戻す。ピオトル・ジエリンスキが敵陣中央から、絶妙の浮き球をペナルティエリア右へ供給。抜け出したマッテオ・ポリターノが左足でボレーシュートを叩き込んだ。
ナポリは2戦未勝利となったが、途中出場した2人のファインゴールで勝ち点を持ち帰ることに成功した。今後は過密日程が始まり、20日にチャンピオンズリーグでブラガ（ポルトガル）と、24日にはセリエA第5節でボローニャと対戦する。一方、今季2勝目を逃したジェノアは次節、22日に敵地でレッチェと対戦する。
【得点者】
1－0 40分 マッティア・バーニ（ジェノア）
2－0 56分 マテオ・レテギ（ジェノア）
2－1 76分 ジャコモ・ラスパドーリ（ナポリ）
2－2 84分 マッテオ・ポリターノ（ナポリ）
By サッカーキング編集部
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