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ユヴェントス、米代表FWティモシー・ウェアを獲得! “リベリアの怪人”の実子がセリエA挑戦へ

2023.07.02

ユヴェントスが“リベリアの怪人”の実子を獲得! [写真]=Juventus FC via Getty Images)

 ユヴェントスは7月1日、リールからアメリカ代表FWティモシー・ウェアが完全移籍で加入したことを発表した。

 契約期間は2028年6月30日までの5年間。移籍金については、1030万ユーロ(約16億円)+最大100万ユーロ(約1億5000万円)の付帯費用、さらに特定の条件の達成時に発生する最大210万ユーロ(約3億3000万円)のボーナスと発表されている。なお、ユヴェントスでの背番号はリール時代と同様の「22」に決定した。

 T・ウェアは2000年2月22日生まれの現在22歳。現役時代にミランなどで活躍し、現在はリベリアの大統領を務める“リベリアの怪人”こと元同国代表FWジョージ・ウェア氏を実父に持つことでも知られている。パリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織で育成年代を過ごすと、2018年夏にトップチーム昇格。しかし、出場機会に恵まれず、セルティックへのレンタル移籍を経て、2019年7月にリールに完全移籍で加入した。

 リールでは左右のウイング(WG)を主戦場に活躍し、在籍4シーズンで公式戦107試合に出場し8ゴール8アシストをマーク。2020-21シーズンのリーグ・アン制覇にも貢献した。また、2018年3月にデビューを飾ったアメリカ代表では、ここまで国際Aマッチ通算21試合に出場し4ゴール3アシストを記録。昨年のFIFAワールドカップカタール2022では、全4試合に出場し1ゴールをマークした。

 ユヴェントスでは今夏、アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアやコロンビア代表MFフアン・クアドラードなど、サイドの攻撃的ポジションを主戦場とする選手が契約満了に伴い退団。補強が急務となっていたポジションに、サッカー界きっての“サラブレッド”を獲得した形となった。

By サッカーキング編集部

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