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“覚醒”した21歳FWバログンにセリエA勢が熱視線…ミラノの2強とローマが動向注視か

2023.06.08

バログンにセリエA移籍の可能性が浮上か [写真]=Getty Images

 アーセナルからスタッド・ランスにレンタル加入中のアメリカ代表FWフォラリン・バログンに対し、セリエAの強豪が関心を寄せているようだ。7日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 現在21歳のバログンはアーセナルの下部組織出身で、2020年10月に弱冠19歳にしてトップチームデビューを飾った。しかし、その後はなかなか出場機会を得られず、昨シーズンはミドルスブラに武者修行へ。そして今シーズンは、日本代表FW伊東純也も在籍するスタッド・ランスにレンタルで加わった。すると、秘めていたポテンシャルがフランスの地で開花。リーグ・アンでは37試合に出場し、得点ランキング4位タイとなる21ゴールをマークした。

 期限付き移籍間の満了が迫る中、バログンは6日に自身のTwitter(@balogun)に、スタッド・ランスに向けた別れのメッセージを投稿。「これは僕と僕の家族にとって、永遠に忘れられない章となるだろう」などと感謝の思いを綴った。保有元のアーセナルに復帰することとなったバログンだが、センターフォワード(CF)にブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスとイングランド人FWエディ・エンケティアを抱え、高いユーティリティー性を誇るベルギー代表FWレアンドロ・トロサールも在籍する同クラブでの出番は限定的になると見られており、今夏の他クラブへの完全移籍も噂されている。

 去就に注目が集まるバログンだが、セリエAの複数の強豪クラブから関心が寄せられているようだ。今回の報道によると、かねてから関心が報じられているミランに加え、同じ街のライバルであるインテルも同選手の獲得を検討しているという。また、今シーズンの大半でCFの主力を務めたイングランド代表FWタミー・アブラハムが重傷を負ったローマも、代役確保に向けてバログンの動向を注視しているようだ。

 ウェストハム所属のイングランド代表MFデクラン・ライスを筆頭に、今夏の移籍市場では積極補強に乗り出すと見られているアーセナル。適切な額でのオファーが届いた場合には、バログンの売却に踏み切る可能性が高いとも報じられている。果たしてフランスで“覚醒”した若き点取り屋は、今夏にどのような決断を下すのだろうか。

By サッカーキング編集部

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