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トッテナムがブロゾヴィッチ獲得を検討? 所属インテルでは負傷もあり序列低下

2023.02.09

トッテナムがブロゾヴィッチの獲得を狙う? [写真]=Getty Images

 トッテナムが、インテルのクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチ獲得を検討しているようだ。9日、イギリスメディア『コートオフサイド』が報じている。

 同メディアによると、ブロゾヴィッチは今シーズン、負傷もありプレー時間が減少。その間にイタリア代表MFニコロ・バレッラやトルコ代表MFハカン・チャルハノール、元アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンが好パフォーマンスを見せたこともあり、インテルでの序列が低下。また、インテルはオーナーグループである蘇寧グループが財政難という事情で資金注入も期待出来ない状況。オランダ代表DFデンゼル・ダンフリースと共に、移籍市場で数千万ユーロ単位の黒字を作るという目的で現金化の対象となる可能性もあり、移籍の噂が浮上したと伝えられている。

 なお、トッテナムを率いるアントニオ・コンテ監督は、2019年から2021年までインテルを指揮。その時にブロゾヴィッチとも共闘しており、チームに迎え入れたい意向も示している。クラブ側は、出場機会の少ないイングランド人DFジャフェット・タンガンガを含めたオファーの提示も検討し、獲得に動く構えのようだ。

 ただ、そのコンテ監督は現行契約が今シーズン末まで。未だに新契約の締結はしておらず、仮に退任となった場合には、獲得そのものが流れる可能性もありそうだ。

 現在30歳のブロゾヴィッチは、2015年冬にディナモ・ザグレブからインテルへ移籍。そこから1年半はローン移籍の形で残留し、2016年夏からインテルに完全合流を果たした。守備的な中盤のポジションを本職としている。今季のセリエAでは11試合に出場し、2得点をマーク。クロアチア代表では2014年6月にデビューして以降、W杯に3回出場。ロシア大会では準優勝、カタール大会では3位に輝くチームの原動力となった。

 移籍実現となれば、30歳にして初のプレミアリーグ挑戦となるブロゾヴィッチ。移籍の実現性は果たして?

By サッカーキング編集部

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