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元ミラン指揮官サッキ氏にUEFA会長賞「サッカーの哲学を再構築した人物」

2022.08.23

サッキ氏がUEFA会長賞を受賞(2019年撮影) [写真]=Getty Images

 欧州サッカー連盟(UEFA)は23日、アリゴ・サッキ氏がUEFA会長賞を受賞したことを発表した。25日にイスタンブールで行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ抽選会において表彰される。

 現在76歳のサッキ氏にプロ選手としてのキャリアはなく、靴のセールスマンとして働きながら独学で指導者に転身。リミニなどで指揮をとった後、1985年夏から2シーズン率いたパルマでの仕事がシルヴィオ・ベルルスコーニ氏(現モンツァ会長)の目に留まり、1987年夏にミランの監督に抜擢された。プレッシングなど当時としては画期的な戦術をいくつも取り入れ、就任初年度にセリエAを制覇。1989年と1990年にはチャンピオンズカップ(CLの前身)を連覇した。

 UEFAアレクサンデル・チェフェリン会長は、サッキ氏への会長賞授与について、次のようにコメントしている。

「この賞はプロフェッショナルとしての卓越性を認め、さらにサッカーというゲームにおいて、卓越した個人が残した遺産を称えるものです。アリゴ・サッキが成し遂げたように、サッカーの哲学を再構築した人物はほとんどいません。サッカーというスポーツは、サッキ以前と以後の2つの時代で観察することができます。彼が導入した果てしない戦術的革新は、今日、あらゆるサッカーのプレーブックの基礎となり、後続の世代の監督たちによって映し出されてます」

「サッキはチームワークの精神を改革し、それをピッチ上での純粋なハーモニーへと昇華させました。ホーム、アウェーを問わず、完璧なシンクロと勝利への意識は、1980年代当時、ほとんど超常現象的なものでした。それこそが、“卓越”と“偉大”の分かれ目なのです」

By サッカーキング編集部

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