ユーヴェのアッレグリ監督が連敗に奮起「黙って仕事をするしかない」

　ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、チャンピオンズリーグ（CL）グループステージ第4節ゼニト戦を前に会見に臨みコメントした。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　ユヴェントスは、27日のサッスオーロ戦、30日のヴェローナ戦を落とし、連敗でゼニト戦に臨む。CLでは3連勝で首位に立っているものの、すでに今シーズン4敗となり、ファンからも厳しい声が飛んでいる。

　ゼニト戦を前に会見に出席したアッレグリ監督は、対戦相手について、「ゼニトはテクニックのある選手が揃った良いチームで、多くのゴールを決めてくる。難しい試合になると思うが、次のラウンドに進むことができるかどうかは、私たち次第だ」と警戒している様子を見せた。

　リーグ戦の連敗について問われた同監督は、次のようにコメント。「5日間ですべてを捨ててしまった」と振り返り、奮起している。

「チームは、現状を理解できる賢いチームだ。だから、声を荒げる必要はなかった。選手たちも、私たちが悪い瞬間を迎えていることを理解している。このような2連敗は誰も予想していなかっただろうね」

「”うまくいかない時間”と”すべてがうまくいく時間”がある。自信を持って努力すれば、その瞬間は必ずやってくる。勝利を取り戻すのは簡単なことではない。時間もかかるし、根気強く積み上げていくことも必要だ。今、リーグ戦はうまくいっていない。5日前はうまくいっていたのに、5日が経ったら1ヶ月半積み上げた成果をすべて捨ててしまった。我々は仕事を続け、一歩ずつ進んでいかなければならない」

「問題について話しても無駄だ。解決策はただ黙って働くことだけだからだ。サッカーのルールは『勝てば官軍、負ければ賊軍』。だから、黙って仕事をするしかないんだ。今は、1つ1つ積み上げていくしかないよ」