パルマ・カルチョへの移籍が決定的となったジョシュア・ザークツィー(中央) [写真]=Getty Images
バイエルンに所属するU-21オランダ代表FWジョシュア・ザークツィーがセリエAのパルマ・カルチョ移籍で基本合意に至ったようだ。29日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じた。
ザークツィーは2017年夏にフェイエノールトからバイエルンの下部組織に加入。2019年12月18日に行われたブンデスリーガ第16節のフライブルク戦で途中出場からファーストタッチで初ゴールを決めた。続く第17節のヴォルフスブルク戦でも途中出場からファーストタッチでゴールを決め、チームの勝利に貢献した。昨年夏にトップチーム昇格を果たすと、今季はここまで公式戦5試合の出場にとどまっている。
そこで、出場機会を求めるザークツィーはパルマ・カルチョへの移籍が目前に迫っているようだ。残りは契約書にサインをするだけとなっており、同選手は30日にイタリアへ飛び、契約を完了させる予定だという。
また、契約期間は今季末までで、1500万ユーロ(約18億円)の買い取りオプションが付与される見込みだというが、これはパルマ・カルチョがセリエA残留を決めた場合のみ有効となるようだ。現在、同クラブは第19節終了時点で勝ち点13ポイントとなっており、降格圏の19位につけている。