ローマの新旧キャプテン [写真]=Getty Images
元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ氏が6日、SNSを更新。自身にまつわる報道に言及した。
トッティ氏の古巣ローマは、5日に行われたセリエA第18節でトリノ相手にホームで0-2と敗戦。試合後、ローマの公式インスタグラムには、同試合で低調なパフォーマンスを見せたキャプテンのイタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィに対する批判コメントが集まっていた。そして、その一つにトッティ氏が反応を示していたようだ。
イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、「フロレンツィを売れ」と書かれたコメントについた13の“いいね!”の一つが、認証マークの付いた本物のトッティ氏のアカウントによるものだったという。数時間後には取り消されていたが、ソーシャルメディア上で様々な憶測を呼ぶことになってしまった。
そんな中、トッティ氏はSNSを通じて今回の騒動に言及。“いいね!”は間違いだったと主張し、憶測によってフロレンツィやローマとの関係悪化が煽り立てられたことへの不快感を示した。
「フロレンツィについての不快なコメントは、決して『好き』ではないことをハッキリさせたい。友人そして選手として、彼のことはとても尊敬している。ローマのサポーターは、このことを特に知っておくべきだ。これらの記事やソーシャルメディアの記事をいくつか読んで動揺している」
Vorrei precisare che non ho mai messo "like" a quel commento di cattivo gusto su @Florenzi. Ho profonda stima di lui, come amico e giocatore, in particolare i tifosi dell'@OfficialASRoma dovrebbero saperlo. Ciò che sto leggendo su articoli e sui social mi rattrista. #Totti
— Francesco Totti (@Totti) January 6, 2020
現在43歳のトッティ氏は、現役時代に1993年から2017年にかけてローマ一筋でプレー。引退後の2017年7月には、同クラブのスポーツ・ディレクター(SD)に就任した。しかし昨年6月17日、ジェームス・パロッタ会長との確執を理由にSDを辞任し、現在も同クラブへの復帰を否定している。