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賛成?反対? かつての名審判が語る“VAR論”とは…「VARが興奮を殺すとは思わない」

審判として高い知名度を誇っていたコッリーナ氏 [写真]=FIFA/FIFA via Getty Images

 かつて“名審判”として名をはせたピエルルイジ・コッリーナ氏が、賛否両論を巻き起こしているビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)についてコメントした。10日に、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が報じている。

 決定的な場面を審議するために導入されたVARだが、導入後は「試合の流れが止まる」などの不満も聞こえてくる。現在はFIFAの主任審判委員を務めているコッリーナ氏は、審議のプロセスをスピードアップする必要があることを認めつつ、今後の技術の進歩に期待を寄せた。

「VARがずっと前から存在しているように感じるかもしれないが、わずか5年前に考えられたに過ぎない。原則として、VARは審判にとって視覚的補助となることを意図して作られた」

「最大の問題の1つは信頼性だと思うが、技術は日進月歩で進んでいる。私たちは絶えず働いているし、5年以内に現在とは全く異なる水準へとテクノロジーが進歩する可能性もある」

 VARに対する不満としては、オフサイドのチェックに時間がかかる点が挙げられている。「もちろん、待つのが好きな人はいないが……」と前置きしたうえで、コッリーナ氏はVARがサッカーから興奮を奪うわけではなく、むしろ逆の性質があると主張している。

「人工知能を使用して、最大20個のカメラアングルを即座に操作するプログラムを作成すれば、大きな前進になる」

「VARがゴールセレブレーションの興奮を殺すとは思わない。むしろ、興奮のレベルを上げるかもしれない。ゴール時と確認後に2回祝うことができるからね」

 サッカーをより正確に、より楽しく観るために、一日でも早いVAR技術の向上が待たれている。

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