ジョゼ・モウリーニョ氏(右)の指揮官就任を望んでいるとされるクリスティアーノ・ロナウド(左) [写真]=Getty Images
ユヴェントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の後任としてジョゼ・モウリーニョ氏の就任を希望しているようだ。イタリアのスポーツ新聞「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。
アッレグリ監督は2014年夏にユヴェントスの指揮官に就任すると、昨シーズンまで4年連続で国内2冠を達成。今シーズンは最速タイとなる5試合を残してのセリエA優勝を果たし、5連覇の偉業を達成した。しかしユヴェントスは、17日にアッレグリ監督が今シーズン限りで退任することを発表していた。
成功を義務付けられたユヴェントスの指揮官の座に誰が座ることになるのか注目が集まるなか、「ガゼッタ・デロ・スポルト」によるとC・ロナウドはかつてレアル・マドリードで共闘したモウリーニョ氏の就任を希望しているという。モウリーニョ氏は2008年から2010年にかけて、ユヴェントスのライバルであるインテルを指揮し、同クラブをイタリア史上初の三冠に導いた過去がある。
ただ、モウリーニョ氏の志向するスタイルがユヴェントスに合うかどうかは未知数だ。実際、モウリーニョ氏を顧客に持つ敏腕代理人のジョルジュ・メンデス氏がユヴェントスに“逆オファー”を持ちかけたものの、ユヴェントス側が「クラブの理想とはかけ離れている」としてオファーを拒否したという報道も流れている。
レアル・マドリード時代はモウリーニョ氏との不仲説も囁かれたC・ロナウドだが、再びタッグを組むべくユヴェントスに働きかけていくのだろうか。