現在フリーのモウリーニョ氏 [写真]=Getty Images
今シーズン限りでマッシミリアーノ・アッレグリ監督を解任すると見られているユヴェントスだが、その後任候補はまだ決まっていないようだ。10日にイギリス紙『デイリーメール』が報じた。
向かうところ敵なしの国内では8連覇を達成したが、悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇はまたしても叶わなかった今シーズンのユヴェントス。同クラブの首脳陣は、1億1700万ユーロ(約146億円)で“CL優勝請負人”のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得したにも関わらず、準々決勝でのCL敗退を喫したアッレグリ監督に失望している模様で、今シーズン限りで同監督が退任することを近日中に発表すると見られている。
そのような中、同監督の後任を探すユヴェントスに近づいてきたのは、業界屈指の敏腕代理人のジョルジュ・メンデス氏だ。同氏は顧客の1人でインテルやチェルシーなどを指揮してきたジョゼ・モウリーニョ氏の就任を同クラブに持ちかけたという。
しかし、ユヴェントス側はモウリーニョ氏の戦術スタイルを「クラブの理想とはかけ離れている」として、このオファーを拒否した模様だ。
また、同クラブはトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督を最優先候補として考えているようだが、同監督はCL決勝進出を決めた際にトッテナムへの深い愛を語っており、その引き抜きは困難が予想される。