首位ナポリ(左)と2位ユーヴェ(右)の優勝争いに注目 [写真]=Getty Images
今シーズンのセリエAは、史上稀にみる熾烈なスクデット争いが繰り広げられることになりそうだ。18日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
18日に行われた第25節で、首位ナポリはSPALをホームに迎えて1-0で勝利。リーグ戦9連勝を達成し、今シーズン開幕から記録したクラブ記録(8連勝)を再び更新した。勝ち点は「66」まで伸びている。
ナポリは26日に行われる次節のカリアリ戦で勝利を収めた場合、第26節終了時点の勝ち点が「69」に到達。セリエA新記録を樹立するという。現在のセリエA記録は2006-07シーズンのインテルが記録した「67」である。
セリエA史上屈指のハイペースで勝ち点を積み重ねているナポリだが、2位ユヴェントスも1ポイント差につけている。セリエA6連覇中の絶対王者は、18日に行われたトリノとのダービーマッチを1-0で制し、ナポリと同じくリーグ戦9連勝を達成した。昨シーズンの優勝を手繰り寄せた驚異の15連勝ほどではないにせよ、ナポリを追走し続けている。
またユヴェントスはトリノ戦で、6試合連続無失点を達成した。直近12試合で1失点しか喫しておらず、トータル15失点はナポリと並ぶリーグ最少だ。一方の得点数では、26試合でリーグ最多62ゴールを挙げているユヴェントスが、同3位の55ゴールを記録したナポリをリードしている。
果たして、ナポリはユヴェントスの7連覇を阻むことができるのか。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、今後の日程が鍵を握るのではないかと指摘している。
ナポリは次戦、22日に行われるヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、ライプツィヒとのアウェイゲームを控えている。ただ、15日にホームで行われたファーストレグでは1-3で敗戦。逆転は極めて難しい状況となり、リーグ戦に専念する可能性が高いという。
セリエAでは、26日に15位カリアリと敵地で対戦。来月3日には3位ローマとのホームゲーム、同12日には直近10試合で1勝と一時の勢いを失っている4位インテルとのアウェイゲームが控えている。いずれも難敵とはいえ、EL敗退が決まればセリエAに専念することが可能だ。
一方のユヴェントスはセリエA、コッパ・イタリア、そしてチャンピオンズリーグ(CL
と3つの大会を残している。25日のセリエA第26節では8位アタランタとホームで対戦するが、3日後にもコッパ・イタリア準決勝セカンドレグでアタランタとのホームゲームを控えている。
さらに来月3日のセリエA第27節では5位ラツィオと、同11日の第28節では10位ウディネーゼと対戦するが、ミッドウイークにはトッテナムとのCL決勝トーナメント1回戦セカンドレグが待ち受けている。敵地ウェンブリースタジアムでの一戦となり、タフなゲームとなることは間違いない。
なおセリエAでは、まだ直接対決が残っている。両雄が激突するのは4月22日の第34節。果たして、ユヴェントスの本拠地で行われる大一番をどのような状況で迎えるのか。両クラブの戦いから今後も目が離せない。
(記事/Footmedia)
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