2015年までユヴェントスでプレーしていたピルロ [写真]=AMA/Corbis via Getty Images
元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ氏の息子のニコローが、ユヴェントスの入団テストを受けることが分かった。イタリア紙『イル・コリエレ・トリノ』が22日に伝えた。
ミランやユヴェントスでのプレーを経て、ニューヨーク・シティFCを最後に昨シーズン限りで現役を引退したピルロ。そんな同氏の息子で地元トリノのクラブ、ペチェットでプレーする15歳のニコローが、U-16ユヴェントスの入団テストを受けるとのことだ。
父アンドレアは、「自分が子どものプレーを見るとき、どのようにトラップし、どのようにパスをするのかを見る。それですぐに分かる。もし、トラップとパスができていれば、優れたプレーヤーだ」と、選手の見分け方を語った。また、息子が自分に似ているとも明かしている。
「ニコローは私によく似ている。テクニックがあるが、あまり根性はないね。サッカーをするのを楽しんでいる。それが最も重要なことだよ」
ピルロは1995年にブレシアでセリエAデビューを果たし、2001年にミランへ移籍。同クラブではセリエA優勝やチャンピオンズリーグ制覇の立役者となったが、2011年に退団を決断し、ライバルであるユヴェントスへ移籍した。
ユヴェントスではセリエAを4連覇し、チャンピオンズリーグでも準優勝を経験。2014-15シーズンに同クラブを離れ、昨シーズンまでニューヨーク・シティFCでプレーしていた。